簡単でわかりやすい!台湾料理と中華料理の違いとは?中国料理との違いやマナーも中国在住歴8年ライターが詳しく解説
びっくり!中国料理のマナー
日本料理と中国料理、どちらも箸を使う文化ですが、マナーに関しては異なる点もいくつかあります。ここでは基本的なマナーをいくつかみていきましょう。
1.円卓は時計回り
円卓はゆっくりと時計周りに回すのが基本です。料理がおかれたら、主賓の前までテーブルを回し、はじめに主賓が料理を取り、そのあとは時計回りに順番にとっていきます。回転台の上にある料理や調味料を立って取るのはNGです。回転台を回して、自分の前に移動させてから取ります。
2.目上の人から
全員が取り分けた後、目上の人が箸をつけたことを確認してから他の人が食べ始めるのがマナーです。また最初に取り分ける際は目上の人よりたくさん取り分けないように気を付けましょう。
3.全部食べてはいけない
日本では残さず食べるのがマナーですが、中国料理をごちそうになる場合はお皿に少し食べ残すのがマナーです。これは出てきたものが十分であったことを示し、「食べきれないほどたくさんありがとうございます。大満足です。」という感謝の気持ちを表します。
4.自分の箸で取り分ける
日本では、自分が使用している箸を取り箸として使うのはマナー違反ですが、中国では自分が使っている箸で大皿のものを分け合って食べることが親愛の情を表すマナーでした。しかし最近では新型コロナウィルスの影響で、取り箸・取りスプーンの使用が推奨されているようです。
台湾料理と中華料理の違いはアレンジした国にあり
台湾料理と中華料理の違いについて解説してきました。台湾料理も中華料理も、中国料理をその土地の人の口に合うようにアレンジされて出来た料理だということがわかりましたね。4000年の歴史を持つ中国料理。知れば知るほど、食べれば食べるほどに魅了されることでしょう。中国料理のお店はたくさんありますから、ぜひいろいろな料理を食べてみてくださいね。