
3分で簡単にわかる「法律」と「法令」の違い!「命令」「政令」「省令」との違いや役割もビジネス文書作成熟練者がわかりやすく解説


解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/西風
企業にて10年以上にわたりビジネスパーソンとの交流や企画書・論文作成を経験。現在は後進育成にも注力。文章のわかりやすさはもちろん、言葉の意味や使い方にもこだわり、わかりやすく正確な情報をお届けします。
「法律」と「法令」の違いとは?

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この2つは国が定めたルールを表現する時に用いられる言葉です。しかし正確な違いがわからない、明確に使いわけられないという人も多いのではないでしょうか。この2つの違いを理解することで国が定めたルールの構造がわかるようになり、ニュースや新聞を見聞きするときの理解に役立ちます。その違いについて、詳しく見ていきましょう。
「法律」は国会が定めたルール
「法律」は国会議員が衆議院や参議院の場で法律案を議論し、両院での可決といった過程を経て成立するルールです。憲法の次に効力を持っています。
「法令」は「法律」+行政機関が定めたルール
「法令」は上記「法律」と、内閣や各省庁が「法律」を実行するために細かく定めたルールを総称したものです。
「法律」の意味と役割
「法律」を辞書で詳しく調べると、以下のような意味だとわかります。
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