簡単でわかりやすい!幼稚園教諭一種と二種の違いとは?仕事内容や給料・保育士との違いも元幼稚園教諭ライターが詳しく解説
ライター/ao
四年制大学を卒業後、幼稚園教諭として10年以上勤務していた雑学好きライター
幼稚園教諭とは
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満3歳から小学校就学前の子どもたちの教育を行います。 管轄は文部科学省で、幼稚園は小学校や中学校と同じ「学校」です。各園では「幼稚園教育要領」に基づいたカリキュラムに沿って、指導が行われています。
幼稚園教諭の仕事内容
それぞれの園で作られたカリキュラムに沿った教育活動を行う他に、子どもたちの生活面のサポート、保護者対応、教育計画・指導案やお便りなどの書類作成、行事の企画運営、壁面製作、園内の清掃整備、日々の教育活動の準備・振り返り、研修や職員会議への出席などさまざまな仕事があります。
違いその1.卒業する学校
幼稚園教諭一種は、幼稚園教諭の養成課程がある四年制大学を卒業することで取得できます。幼稚園教諭二種は、短大または文部科学大臣指定の専門学校を卒業することで取得可能です。
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違いその2.給料
幼稚園によって違いはありますが、一種を取得している人の方が高待遇で迎えられることの方が多いです。
違いその3.将来性
将来園長先生を目指すのであれば、一種の取得が必須です。二種保持者はどんなに経験を積んでも園長先生にはなれません。
「専修」との違いは?
「専修」は大学院修士課程で「修士」の学位を得ることで取得できる資格です。仕事内容は一種・二種変わりはなく、一種と同様に園長先生を目指すことができます。
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保育士資格とは何が違うの?
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保育士は「厚生労働省」の管轄となり、0歳児~小学校就学前の子どもが対象になります。幼稚園教諭が子どもたちに対して「教育」をする仕事であるのに対して、保育士は保護者の代わりとなって子どもたちを「保育」する仕事です。
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