この記事では日本の伝統的な調味料である味噌の使い方などについてみていきます。味噌は和食には欠かせない調味料の1つです。味噌汁として使うことが多い調味料ですが、そのほかのおすすめの使い方もあるぞ。それに、毎回同じようになりがちな味噌汁の具や出汁についても改めてみていこう。基本を見直すと今までの味噌汁よりうまいのが作れそうです。
今回は味噌の使い方や味噌汁のあれこれを管理栄養士のミサキと一緒に解説していきます。

ライター/ミサキ

給食施設で働く現役管理栄養士。おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。家に味噌は常備しており、健康のためにも具沢山味噌汁をよく飲んでいる。

味噌のおすすめの使い方

味噌は何にでも合わせやすく使いやすい調味料です。味噌を使って作るおすすめの料理みていきましょう。

1.味噌と言えば「味噌汁」

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味噌と言えば、定番のお味噌汁。食事には味噌汁がないと始まらない!と思っている方も多いなのではないでしょうか。冬は温まるし夏はミネラル補給に、調理も手間がかからないのでおすすめです。

2.自宅でもおいしく作れる「味噌ラーメン」

味噌ラーメンも根強い人気です。行列のラーメン屋さんも多くありますが、味噌ラーメンなら自宅でも簡単にお店に負けないくらいおいしく作れます。ごま油やにんにく、鶏がらスープ、バターなどがあれば本格的な味噌ラーメンができますよ。味噌とバターとの相性は良く、トッピングする方も多くいるでしょう。

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3.簡単夕飯や鍋のしめに「味噌うどん」

冬になると土鍋で煮込みうどんを作ることもありますよね。味噌鍋のしめに煮込みうどんも良いです。1品で済ませたい日のメニューにもよいでしょう。濃い目の味付けで野菜や肉、卵との相性もよくておすすめとなります。

4.お肉や魚の「味噌焼き」

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下味として味噌に漬け込んだ肉や魚をオーブンやフライパンで焼いた料理です。他の味噌の使い方よりも味噌の香りが香ばしく味噌好きにはたまらない料理でしょう。味噌煮の場合は、薄めの味付けの醤油出汁で煮て、最後に味噌を溶けば完成です。生姜との相性も抜群なので合わせて使いたい食材ですね。

5.時短料理に「味噌炒め」

たっぷりの野菜とお肉を炒めて味噌で味付けをすれば、簡単な夕飯のおかずになります。これひとつで主菜と副菜になるので忙しい時にも便利です。余っている野菜何でも使えるので、冷蔵庫の整理にも使えるお料理でしょう。

6.しっかりおやつに「五平餅」

こどものおやつにもぴったりでお腹にもたまるおやつの五平餅。ご飯をすりこぎなどでつぶして、味噌・醤油・みりん・砂糖を同じくらいの割合で混ぜて丸めたご飯に塗って焼くだけで、意外と簡単です。トースターやフライパンでもできるし、割りばしに刺してそのまま焼けばバーベキューでも楽しく作って食べられます。おでんの時の主食など白米のおかずにむずかしい食事にもぴったりです。

おいしい味噌汁の作り方

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おいしいみそ汁の作り方は、だしを取り、具材を煮込んで、味噌を入れるの3ステップです。味噌汁は誰でも作ったことがあると思いますが、正しい作り方はできていますか?味噌汁の基本の作り方をおさえておきましょう。

出汁は、昆布や煮干し、かつお節からとるのが一般的です。だしパックや顆粒だしでもおいしいくできます。簡単な出汁入りみそを活用する方法もありますが、塩分が濃くなりがちですのでだしを使うことがおすすめです。

出汁に具材を入れて煮えたら火を止めてから味噌を加えます。味噌は沸騰させてしまうと香りが飛んで味が落ちてしまうので、これだけは必ず気を付けて味噌汁を作りましょう。

味噌汁に合う出汁は?

昆布と煮干し、昆布とかつお節などだしを2種類使うと相乗効果によりうまみがより引き出ておいしくなります。昆布と煮干しは水につけてから、かつお節は沸騰してから鍋に入れましょう。昆布は沸騰前に取り出してください。沸騰後はすぐに火を止めましょう。長く煮だすと臭みが目立ってしまいます。

とはいえ、味噌汁はすまし汁ほど出汁の繊細さは必要ないので、だしを1度取った後の水から出した2番出汁でも十分おいしいです。1番出汁と2番出汁の違いも比べてみてください。

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人気の味噌汁の具は?

味噌汁はどんな具材を入れても大抵おいしくなりますが、やはり人気な具は押さえておきたいですよね。

・豆腐
・わかめ
・油揚げ
・長ねぎ
・じゃがいも
・大根
・玉ねぎ
・なめこ
・しじみ
・あさり

豆腐とわかめはどこをみてもランキングNo.1.2でした。私が好きなのは玉ねぎで、味噌汁に入れると出汁に甘みが出ておいしいですが、作る側の意見からしてはあまり煮ないでも食べられる具材が人気のようです。味噌汁の具に迷ったときは人気の具材を組み合わせれば、登場スパンが短くてもあまり気にされないでしょう。二日酔いに効くイメージのしじみやあさりは砂抜きなど少し手間がかかりますが、人気のようです。貝類は出汁が出るのでうまみの相乗効果が期待できます。

また、肉団子や練り製品などを加えると、それらからも出汁が出ておいしく仕上がるでしょう。しゃぶしゃぶの残りのお湯や鍋の残りも出汁が出ておいしいので活用してみてください。

味噌の保存方法

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基本的に、開封後の味噌は冷蔵か冷凍で保管します。米・麦・豆味噌によって期限は多少異なりますが、未開封の状態で3か月~1年くらいが賞味期限です。味噌は賞味期限が切れてもすぐに食べられなくはなりませんが、なるべく早く食べることがおいしく食べるポイントとなります。

1.「冷蔵保存」で2~3か月

味噌を開封した後は、冷蔵保存しましょう空気に触れないようにすることと清潔なヘラやスプーンを使用することが長持ちさせるポイントです。プラスチックパックは表面をならしてラップで覆い、袋タイプは空気を抜いて開け口をラップで覆い保存すると良いでしょう。専用容器に移して保存する場合も同じようにラップを使うと鮮度が保てます。

味噌は発酵食品ですので少しずつ発酵が進んでしまい、風味が落ちてしまいがちです。開封から2~3か月以内に使い終わらせるのがよいでしょう。3か月を超えると使えなくなるわけではありませんが、おいしさを考えて早めに消費するとよいです。

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2.「冷凍保存」は冷蔵よりも長くおいしい!

味噌は冷蔵よりも冷凍保存のほうが長くおいしく使えるのでおすすめとなります。味噌の冷凍保存は聞いたことがない方もいるかと思いますが、冷凍しても固まらないので使いやすいです。

また、発酵食品である味噌は冷凍することで発酵が抑えられ、おいしさが長持ちします。冷蔵保存と同じように、空気に触れないように表面をならしてラップで覆うのも忘れずに。開封から12カ月ほどおいしいまま食べることができますが、冷凍でも多少酸化が進むので早めに食べるようにしましょう。冷凍庫に余裕がある方は、冷凍保存にもチャレンジしてみてください。

3.未開封の味噌なら常温保存

味噌は未開封の状態に限り、常温保存できます。未開封であっても発酵が進むので、冷蔵庫で保管してもよいでしょう。また、常温保存とは28度以下を指しています。室温が高い夏や梅雨のじめじめした時期は特に注意してください。

手作り味噌も発酵の段階では常温保存していますが、熟成出来たら冷蔵か冷凍することが長持ちさせるポイントです。手作り味噌は上手に保存すれば出来上がりから1年間食べることができます

味噌を賢く保存しておいしく使おう!

味噌の使い方や味噌汁のおいしい作り方などが分かりました。いつも何となく作っていた味噌汁も、改めてポイントを抑えるともっとおいしく作れますよ。また、味噌汁の具に迷ったときは、人気の具を組み合わせると飽きずに作れそうです。冷凍庫にスペースがあれば味噌の冷凍保存にチャレンジしてみてください。味噌をおいしく保存して、おいしく使ってほしいです。

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家庭科

味噌汁のおいしい作り方を見直そう!味噌の使い方や保存方法も管理栄養士が簡単にわかりやすく解説

この記事では日本の伝統的な調味料である味噌の使い方などについてみていきます。味噌は和食には欠かせない調味料の1つです。味噌汁として使うことが多い調味料ですが、そのほかのおすすめの使い方もあるぞ。それに、毎回同じようになりがちな味噌汁の具や出汁についても改めてみていこう。基本を見直すと今までの味噌汁よりうまいのが作れそうです。
今回は味噌の使い方や味噌汁のあれこれを管理栄養士のミサキと一緒に解説していきます。

ライター/ミサキ

給食施設で働く現役管理栄養士。おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。家に味噌は常備しており、健康のためにも具沢山味噌汁をよく飲んでいる。

味噌のおすすめの使い方

味噌は何にでも合わせやすく使いやすい調味料です。味噌を使って作るおすすめの料理みていきましょう。

1.味噌と言えば「味噌汁」

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味噌と言えば、定番のお味噌汁。食事には味噌汁がないと始まらない!と思っている方も多いなのではないでしょうか。冬は温まるし夏はミネラル補給に、調理も手間がかからないのでおすすめです。

2.自宅でもおいしく作れる「味噌ラーメン」

味噌ラーメンも根強い人気です。行列のラーメン屋さんも多くありますが、味噌ラーメンなら自宅でも簡単にお店に負けないくらいおいしく作れます。ごま油やにんにく、鶏がらスープ、バターなどがあれば本格的な味噌ラーメンができますよ。味噌とバターとの相性は良く、トッピングする方も多くいるでしょう。

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