
簡単でわかりやすい!CD-RとDVD-Rの違いとは?CD-RW・DVD-WRとの違いや見分け方も元SEのライターが詳しく解説!
「R」と「RW」の表記の違い
「R」と「RW」は規格の種類です。「R」はRecordable、つまり記録ができるという意味になります。一方「RW」はRewritable、書き換え可能という意味。「R」と「RW」の違いは、記録したデータを書き換えできるかどうかです。
「R」はデータをCDやDVDの媒体に一度だけ書き込むことができます。書き込んだ後はデータを完全に消したり再度同じように書き込んだりすることができません。「RW」の方は名前の通り保存したデータの書き換えが可能です。回数は限られていますが、1000回以上書き込みや削除ができるようになっています。

ITの用語は英語の略称が使われていることが多いから、正式名称を調べてみると覚えやすいかもしれないな。ITは「Information Technology(情報技術)」、CDは「Compact Disc(小型の円盤)」という感じだ。イメージしやすくなったか?
CD-R、CD-RWって何?
CD-Rは表記の通り「一度だけデータを書き込むことができるCD」です。そしてCD-RWは「データを書き込んだ後も書き換え可能なCD」。CD-R、CD-RWの他にデータを読み取ることしかできない「CD-ROM」という規格もあります。ROMの正式名称は「Read Only Memory(読み出し専用メモリ)」で、販売されている楽曲のCDに使われていることが多いです。
DVD-R、DVD-WRって何?他にも種類がある?
DVD-R、DVD-WRも同じく「データを一度だけ書き込める」か、「何度でも書き込んで削除できるか」の違いとなります。
またDVDの規格はCDよりも多いです。CD-ROMと同じくデータ読み取り専用のDVD-ROM。そしてDVD-RAM、DVD+R、DVD+WRがあります。どれも異なる特徴があるため、気になる方はぜひ調べてみてください。
CDとDVDの見分け方とは?
冒頭で説明したとおり、CDとDVDは見た目がそっくりです。ここでは2つの見分け方についてご紹介します。
その1.見た目で見分ける
商品によってはディスクの表面に「CD-R」や「DVD-RW」と表記している場合があります。また裏側の中央付近に書かれていることも。もし表記がない場合はディスクを横から見てみましょう。CDは多くが板1枚であるのに対し、DVDは2枚の板が張りあわせてあります。そのためディスクを横から見た時に真ん中に境界線があればDVDの可能性が高いです。
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