
3分で簡単に分かる「飲み」と「呑み」の違い!「喫み」・「服み」の意味や使い分けも雑学好きライターがわかりやすく解説

ライター/よっこい
飲食業、映像職、エンジニアを経てwebライターへ。さまざまな職を経験した観点から、雑学の知識を分かりやすく解説していく
「飲み」と「呑み」はどう違う?

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「飲み」と「呑み」の違いについてご存知でしょうか?正しい意味や使い分け方を知らずに使っていませんか?この違いが分かると文章作成時などの表現の幅が広がるでしょう。では早速、「飲み」と「呑み」の違いについて解説していきます。
飲み:液体を体内に入れる
「飲み」は主に液体を体内に入れることを表します。一般的に喉を通るもののほとんどは「飲み」で表現することができるのです。液体以外にも薬など小さい固体を流し込む場合にも「飲み」を使えます。
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呑み:丸ごとのみこむ
「呑み」は丸ごとのみこむことを表します。本来ならば噛んで小さくするものを、そのまま喉を通す場合に「呑み」を使うことができるのです。それ以外にも「条件を呑む」「涙を呑む」などのような比喩表現にも使われます。ただし「呑み」は常用漢字ではないので、一般的には「飲み」を使うことが多いです。
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「飲み」と「呑み」の使い分け方

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ざっくり「飲み」と「呑み」の違いが分かりました。では具体的にどのように使い分ければいいのか気になりますね?ここからは具体例と共に、細かい意味の違いまで解説します。それでは詳しく見ていきましょう。
飲み:液体をのみこむ場合
「飲み」は液体をのみこむ場合に使われます。「お茶を飲む」「薬を飲む」「飲食物」などのように、噛まずに喉を通るもののほとんどに「飲み」が使われるのです。「飲み」は常用漢字なので、迷ったら「飲み」を使うかひらがなで「のみ」と表記してもいいでしょう。一般的な「飲み」は次の例文のように使います。
・この仕事が終われば飲み会が待っているから、もう少し頑張ろう
・食後に薬を飲むのを忘れないようにしましょう
・この施設は飲食物持ち込み禁止のようだ
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