学校選び雑学

簡単でわかりやすい!普通科と総合学科の違いとは?専門学科との違いや履修できる科目も総合学科卒ライターが詳しく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では普通科と総合学科の違いについてみていくぞ。どちらも高校の学科の種類の1つだな。違いはずばり履修できる科目にあるようだ。今回は専門学科との関係性や進学・就職など進路についてまで総合学科高校卒業のライターyukoと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/yuko

総合学科高校卒業後4年生大学へ進学、一般企業に勤めるOLライター。高校選択理由は自宅から1番近いから。総合学科高校の特徴をあまり理解せずに入学を決めたため予想していた高校生活とのギャップに少々戸惑う。今回は自身の経験をもとに総合学科の特性について詳しく説明する。

普通科と総合学科の違いは履修科目

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普通科と総合学科の違いは履修できる科目にあります。専門学科も含めて簡単に説明すると、普通教育を主とする学科の普通科専門教育を主とする学科の専門学科、そして普通科と専門学科の科目から選択して履修する総合学科という関係です。詳しくみていきましょう。

普通科:進学を目的とした普通科目

普通科は普通教育を主とする学科で、全国の高校生の約7割が普通学科に在籍しています。中学校までの科目の延長で国語・数学・地理歴史・公民・理科・外国語・体育・家庭・芸術・情報などの科目を中心に進学を目的としたカリキュラムが組まれている学校が多いようです。学年が上がると、文系・理系に分かれ進路別に学ぶ科目を一部選択することもありますね。

総合学科:総合選択科目や自由選択科目

総合学科は普通科科目と専門学科科目の幅広い科目の中から自分で選択して学ぶ学科です。選択科目には生徒の科目選択の参考になるように専門性や体系別にまとめて系列とした総合選択科目とそれ以外の自由選択科目があり、生徒は自分の進路に合わせて授業を選択しオリジナルの時間割をつくって履修します。

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