
メープルシロップに種類があるの?旬や選び方もフリーランス管理栄養士が簡単にわかりやすく解説


解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
ライター/宮本ゆか
町役場とドラッグストアでの管理栄養士を経て、フリーランスの管理栄養士兼Webライターへ。趣味はオーガニックの食材で料理をつくること。食に関する知識をいかし、わかりやすく解説していきます。
メープルシロップとは?

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パンケーキにかけて食べたり、お菓子づくりの材料に使われたりすることが多いメープルシロップ。食べたことはあっても、どういうシロップなのか、よく知らない人も多いのではないでしょうか?ここからは、メープルシロップの原料や産地、旬をくわしく見ていきましょう。
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メープルシロップの原料
メープルシロップは、主にサトウカエデ(メープル)の樹液からつくられます。樹液はメープルウォーターと呼ばれていて、甘味があり、水のように透明でさらさらとしているそうです。メープルシロップはサトウカエデ以外のカエデからもつくられますが、サトウカエデを原料にしたメープルシロップは量や品質がよいと言われています。
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メープルシロップの産地
メープルシロップの産地と言えば、カナダを思い浮かべる人が多いでしょう。カナダは世界最大のメープルシロップの生産国で、カナダ産のメープルシロップは、全世界で生産されるメープルシロップのおよそ8割を占めます。カナダ国内の中では、ケベック州が最大の生産地で、カナダ産のメープルシロップのおよそ9割がケベック州産のものだそうです。

メープルシロップの歴史はとても古く、1500年代からつくられてきたそうだぞ。北米の先住民がサトウカエデの樹液を集めて、土鍋で煮詰めてシロップをつくるようになったのが、メープルシロップの起源だそうだ。
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