雑学

3分で簡単にわかる「until」と「till」の違い!「by」との違いや使い分けも語学大卒業生がわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。今回は「until」と「till」の違いについて学んでいくぞ。どちらも「〜まで」と訳せるが、違いについて説明できるだろうか。そこで語学大学を卒業した経験を持つ城崎が、「until」と「till」、また「by」との違いについても解説してくれるぞ。混乱しやすいから要チェックだな。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/城崎ミト

語学大学で英語とベトナム語を専攻。ベトナムに留学した際は英語を使う機会が意外とあり驚いた。現在は図書館スタッフとWebライターをダブルワークしている。

時を表す「until」と「till」の違いについて

image by iStockphoto

英語の助詞には「~まで」という意味を持つ「until」と「till」があります。この2つの違いは何でしょうか。今回は「until」と「till」の表現や由来について深掘りしていきたいと思います。

「until」は継続を表す

「until」には「~までずっと〇〇している」という継続の意味があります。ある一定の期間までその状態が続いているということです。例文を見ていきましょう。

I stayed up untill midnight to finish my homework.
(私は宿題を終わらせるために真夜中まで起きていた)

これは「私」が宿題を終わらせるために真夜中まで起きている状態を「継続」していたという意味です。夜が更けるまでずっと寝ていないということですね。このように状態が指定された時間までキープされる場合に「until」を使用します。

「till」は「until」と同じ意味?

次に「till」の意味についてご紹介します。tillの意味は「~までずっと〇〇している」。つまりuntilと同じ継続を表す単語です。tillはuntilの省略形に感じられますが実は逆。untilの方がtillを語源としており、ノルド語の「und(as far asの意味)」とtillを合わせて作られました。untillとtillは同じ意味を持ちますが、tillの方がやや口語的とされています。

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tillは少しカジュアルな側面があるから、ビジネス文書や論文など正式な文には使用しない方が良いということだな。気を付けよう。

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