この記事では720pと1080pの違いについてみていきます。720pや1080pと言われるピンときた人はいるでしょうか?この2つの数値は、動画視聴の際に設定できる解像度のことです。この設定の差で、視聴時にさまざまな違いが発生するらしいのです。今回はそんな解像度の仕組みや、数値の差によって生まれるメリット・デメリットを元システム運用ライターツカヤと一緒に解説していきます。

ライター/ツカヤ

10年程システム運用に従事していたWebライター。映画、小説、筋トレと多数の趣味を持つ。スマートフォンでの動画視聴がメイン。

720pと1080pの違いってなに?

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パソコンやスマホ、テレビなどで視聴する映像には、解像度という設定が存在します。720pや1080pとはこの解像度の種類のことです。この数値が大きくなるほど、映像を構成する画素数が増加していきます。画素数が増すほど、映像がより鮮明になるのです。720pよりも1080pの方が画質が良いのは、これが理由となっています。

違いその1.画素数

720pと1080pの解像度の違いの1つに画素数(ピクセル数)があります。パソコンやスマホなどの画面に映し出される映像は、全てとても小さな点が集まって作られているのです。この点の数のことを画素数といいます。つまり、解像度が高ければ高いほど、映像を構成する画素数が多くなり、映像はより綺麗に細やかになるのです。これが720pと1080pの違いの1つといえます。

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違いその2.ファイルサイズ

720pと1080pの2つ目の違いとして、ファイルサイズがあります。画素数が上がるほど構成する点が増え、映像が綺麗になっていきますが、それに比例して動画・画像ファイルのサイズが増大していくのです。映像の内容が同じだとしても、解像度の違いによって大きな差が生まれます。これが720pと1080pの2つ目の違いです。通常、この違いは動画・画像に関わらず発生します。

720pと1080p、数字が変わるとなにが変わる?

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画像・動画に関わらずパソコンやスマホなどの画面に映し出されている映像には、すべて画素数が設定されています。720pと1080pの2つはこの画素数の量を表しているのです。この数値が大きくなるほど、映像を構成する画素数が増していきます。画素数が変化することで発生する違いは2点存在し、1つは映像の見映え、2つ目がファイルのサイズです。

720pと1080p、おすすめはどっち?

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720pと1080pのどちらかをおすすめ出来ればいいのですが、この2種類にはそれぞれにメリットとデメリットが存在します。そのため、一概にどちらが良いとは言えません。なぜなら、映像の利用目的によって最適な画素数が異なるためです。720pと1080p、それぞれのメリットとデメリットについてご紹介します。

720pのメリットとデメリット

720pの最大メリットが、ファイルサイズが小さいことです。1080pと比べて画素数が少ない分、ファイルサイズが小さいためストレージ(記憶領域)の節約になります。また、ファイルサイズが小さいため、画像や動画のダウンロードに掛かる時間が短縮でき、通信量も節約可能です。その反面1080pと比較した場合、画素数が少ないため映像の見映えが落ちます。

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【720pのメリット】
・記憶領域を節約できる
・通信量を節約できる
・ダウンロード時間を短縮できる

【720pのデメリット】
・上位の解像度に比べて映像のクオリティが下がる

1080pのメリットとデメリット

1080pのメリットとして挙げられるのが、720p以上の画質を持つことです。解像度の低い映像と比べて、詳細な部分まで確認することができるため、テレビなど大画面で動画を観る際にとても見映えが良くなります。また、詳細を確認したい映像の場合、720pで保存された映像よりも細部まで確認することが可能です。デメリットとしては画素数が高いため、ファイルサイズが大きい点となります。

ファイルサイズが大きくなるため、ダウンロードに時間がかかり、通信環境によっては動画がスムーズに再生されない場合があることです。

【1080pのメリット】
・画質が良い

【1080pのデメリット】
・通信量が増す
・ダウンロードに時間が掛かる

1080pの動画を720pに変換できる?

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1080pの動画を720pに変換する方法があります。動画解像度変換ソフトをインストールすることで、1080pの動画を720pへの編集が可能です。また、逆に720pの動画を1080pに変換することもできます。解像度を変更できるので、状況に合わせた選択が可能なのです。変換ソフトには無料の製品も提供されています。デジタルデータだからこその強みですね。

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720pと1080pの違いを知り、最適なサイズを選択しよう

パソコンやスマホなど日夜目にしている動画や画像。それらには、必ず解像度が設定されています。720pや1080pはその映像に設定されている画素数(ピクセル数)を表しているのです。画素数の増減は保存された映像の画質に影響するだけでなく、記憶領域やダウンロード時間、通信料など、さまざまなものに影響を与えます。映像のダウンロード時や、動画の視聴時など、今回の情報を元に状況に合わせた解像度を選びましょう。

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720pと1080pの違いは?動画を視聴するならどっちがいい?仕組みやメリット・デメリットも元システム運用ライターがわかりやすく解説

この記事では720pと1080pの違いについてみていきます。720pや1080pと言われるピンときた人はいるでしょうか?この2つの数値は、動画視聴の際に設定できる解像度のことです。この設定の差で、視聴時にさまざまな違いが発生するらしいのです。今回はそんな解像度の仕組みや、数値の差によって生まれるメリット・デメリットを元システム運用ライターツカヤと一緒に解説していきます。

ライター/ツカヤ

10年程システム運用に従事していたWebライター。映画、小説、筋トレと多数の趣味を持つ。スマートフォンでの動画視聴がメイン。

720pと1080pの違いってなに?

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パソコンやスマホ、テレビなどで視聴する映像には、解像度という設定が存在します。720pや1080pとはこの解像度の種類のことです。この数値が大きくなるほど、映像を構成する画素数が増加していきます。画素数が増すほど、映像がより鮮明になるのです。720pよりも1080pの方が画質が良いのは、これが理由となっています。

違いその1.画素数

720pと1080pの解像度の違いの1つに画素数(ピクセル数)があります。パソコンやスマホなどの画面に映し出される映像は、全てとても小さな点が集まって作られているのです。この点の数のことを画素数といいます。つまり、解像度が高ければ高いほど、映像を構成する画素数が多くなり、映像はより綺麗に細やかになるのです。これが720pと1080pの違いの1つといえます。

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