今回はそんなjobとworkにの意味の文法的な違いと使い方、さらに同じく仕事を意味するtaskについても雑学好き現役大学院生ライターのききと一緒に解説していきます。
ライター/きき
植物について研究している現役大学院生。生物や植物だけでなく、言語や旅行、文化などあらゆるジャンルにも興味がある。誰もが面白い・分かりやすいと思ってくれるようなライターを目指している。
jobとworkとは?
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皆さんは「仕事」と言えば、どのような英単語を思い浮かべますか?「job」や「work」が代表的なのではないでしょうか。同じ意味を持つ両者ですが、どのような違いがあり、どのように使い分けるのでしょうか。ここから、両者の文法的な意味の違いとニュアンスの違いについて解説していきます。
jobとworkの違いとは?
仕事を意味するjobとwork。どちらもよく耳にする単語ですが、どのような違いがあるのでしょうか。両者には、「品詞」と「どのような仕事なのか」の2点の違いがあります。この2つのポイントを踏まえて両者の違いについてみていきましょう。
job:定期的に行われ、お金が発生する仕事
jobとは、定期的に行われ、お金が発生する仕事のことを表す可算名詞です。報酬が発生するので、成果がある仕事に使われます。また、jobは、「仕事内容」や「ポジション」、「一つ一つの作業」について表し、それらを特定する時にも使われるのです。
work:働くという行動全般のこと
jobは「仕事内容」や「一つ一つの作業」について表すのに対して、workは「働くという行動全般」のことを表すのです。さらに、「お金が発生する仕事」とは限らず、目標を達成するための行動のことを表すことも。また、workは名詞としても動詞としても使えます。ちなみに、名詞として使う場合、workは不可算名詞なので、語尾に「-s」が付けられないことに注意しましょう。
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