

今回はそんなissueとproblemの違いや使い分ける方法について、troubleとも比較しながら、雑学好き現役大学院ライターのききと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/きき
植物について研究している現役大学院生。生物や植物だけでなく、言語や旅行、文化などあらゆるジャンルにも興味がある。誰もが面白い・分かりやすいと思ってくれるようなライターを目指している。
issueとproblemとは?

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みなさんは、「問題」や「厄介なこと・状況」を意味する英語として、どのような英単語を思い浮かべますか?「問題」を表す英単語はいくつも存在しますが、中でも「issue」と「problem」は、多くの人が思いつくのではないでしょうか。そんな「issue」と「problem」には、実は細かいニュアンスの違いがあるのです。
ここから、issueとproblemの違いを解説しながら、例文で正しい使い方を学んでいきましょう。
issueとproblemの違いとは?
困った問題や、厄介な状況な状況を表すissueとproblem。どちらも、英語を学んでいると必ずと言っていいほど登場する英単語ですが、どのような違いがあるのでしょうか。両者の違いは、「どのような問題」を表しているのかです。それでは、具体的に違いをみていきましょう。
issue:話し合われるべき問題や困難
issueとは、話し合ったり議論したりする必要のある問題や困難のことを意味します。例えば、会社の会議などで議論して解決しなければいけない問題については、issueを使うことが適切です。また、地球の環境破壊や温室効果ガス排出の削減など、多くの人が関心を寄せる事柄についても、issueを使用することができます。
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problem:克服するべき問題や困難
problemとは、克服するべき問題や解決しなければいけない困難のことを指します。problemと表現されている事柄は、何かしらに対して悪い影響を与えてしまっていることがほとんどです。また、issueと比べると、より多くの場面で使われる言葉なので、日常的にも耳にしたり口にしたりすることがあるでしょう。

issueはproblemより、フォーマルな場面で使われることが多いぞ。
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