3分で分かるモクレンとコブシの違い!名前の由来や特徴・ハクモクレンとの見分け方も文学部卒ライターが詳しくわかりやすく解説
ライター/海辺のつばくろ
叔母は生花の師範の資格を持っているのに、植物の違いがわからない文学部卒のライター。
モクレンの名の由来
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モクレンは、モクレン科モクレン属モクレン種の樹木。ハス(蓮)の花に似ているところから、漢字で「木蓮」。もともとの種類は、花の色が紫のためシモクレン(紫木蓮)とも呼ばれます。花の形が蘭に似ていることから「モクラン」とも。ただし、園芸用に交配させた品種には紫以外の色の花もありますよ。
コブシの名の由来
コブシはモクレン科モクレン属コブシ種の樹木。白い花が特徴で、「コブシ」と日本語の名前が付いたのは、開花する時に握りこぶしが開いたように見えるからという説と、つぼみの形自体が握りこぶしに見えるからという説があります。
モクレンとコブシの違い
‘Uncle Carl’ (カールおじさん). – ‘Kusabana Photo Studio’ (草花写真館) / kusabanaph.web.fc2.com, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
モクレンとコブシには、花の色や形開花時期の違いや葉の出方、樹木の高さに違いがあるようです。それぞれに着目して違いをみていきましょう。
花:色・形・開花時期の違い
モクレンとコブシの花の違いについて、以下のようにまとめています。モクレンの花はやや大きく、咲いた時の花の開き具合が少ないようです。コブシの花の方が指を広げた時のように広く、開花時期はやや早いようですね。
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