3分でわかる!「及び」と「並びに」の違い!意味や使い分けも主婦ライターがわかりやすく解説
ライター/えぬとも
文学好きな主婦ライター。大学時代は日本文学を専攻しつつ、日本語学や日本美術史など幅広く学ぶ。今回は、その知識を生かして、2つの言葉の違いをわかりやすく解説していく。
「及び」と「並びに」の違いは?
「及び」と「並びに」は、両方とも複数の事柄を並列するときに使う接続詞。日常用語では同じような意味で使われていますが、法令の条文や公文書においては厳密なルールがあり、使い分けが必要です。
ざっくりというと、「及び」は同じグループの事柄を並べるとき、「並びに」は異なる種類の事柄を並べるとき、または「及び」で接続されたグループ同士を接続するときに使います。それでは、詳しく見ていきましょう。
「及び」の意味
「及び」の意味は以下の通りです。
[接]《漢文訓読で接続詞に使う「及」の字を「および」と読んだところから》複数の事物・事柄を並列して挙げたり、別の事物・事柄を付け加えて言ったりするのに用いる語。と。ならびに。また。そして。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「および【及び】」
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