雑学

特定記録郵便と簡易書留の違い!共通のサービスや料金の差・使い分けも文学部卒ライターがわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では特定記録郵便と簡易書留の違いについてみていくぞ。2つとも郵便局のサービスで、配達の記録が発送元に通知される便利な送付方法だ。仕事やプライベートで利用や受け取りをしたことがある人もいるかもしれないな。両者は料金、渡し方などで細かな違いがあるようだ。今回は2つのサービスについてパズル誌の懸賞応募を楽しんでいる文学部卒ライターの海辺のつばくろと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/海辺のつばくろ

ワード系パズル誌に応募して、懸賞のボールペンを特定記録郵便でもらった経験のある文学部卒ライター。

特定記録郵便と簡易書留:共通のサービス

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特定記録郵便も簡易書留も郵便局が行っているサービスで、個人も法人も利用可能。郵送したい手紙や書類などと一緒に、書留・特定記録郵便物等差出票の書類を窓口に提出することが必要です。なお、Webゆうパックプリントサービスに会員登録をすると、自宅で特定記録郵便や簡易書留の宛名ラベルや受領証の印刷作成ができます。

特定記録郵便は、手紙やはがきなどの一般郵便物ゆうメール(重さ1kgまでの冊子とした印刷物・CDやDVDなどを安価に送付)に対応。簡易書留は、上記に加えて第三種郵便物や第四種郵便物の雑誌などの定期刊行物も対象となります。主な共通するサービスは以下の通りです。

1.窓口から差し出した記録が残る…受領証を渡されるので、手元に保管のこと。
2.インターネットで追跡ができる…受領証に記載の引受番号を入力して配達状況の確認が可能。
3.大口の割引制度がある
※特定記録郵便の割引(単割300
同一の差出人が、取り扱いが同一の郵便物(ゆうメール含む)を同時に300通以上を申し込むなどの条件を満たせば、1通につき11円割引ができる

※簡易書留の割引
・単割300以外に、単割1000(1000通以上などの条件を満たした場合)で1通につき21円割引
・区内割100(特定の郵便区内で100通以上などの条件を満たした場合)1通につき37円割引
区内割300(特定の郵便区内で300通以上などの条件を満たした場合)1通につき57円割引
区内割1000(特定の郵便区内で1000通以上などの条件を満たした場合)1通につき68円割引

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両方のサービスとも引き受けの記録や配送追跡があるので、確実に出したことが分かるのがメリットだな。フリマや通販で商品を郵送するにも便利だぞ。また、多く投函すると割引ができるので、法人が顧客宛に送付するにも向いていそうだな。では、異なる点はどのようなものだろうか。

特定記録郵便と簡易書留の違い

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特定記録郵便と簡易書留について、異なるのは4点ほど。どちらのサービスが目的に適うか確認してみましょう。

1.料金

通常の郵便の料金に、特定記録郵便や簡易書留の料金が加算されます。特定記録郵便の場合は1通につき160円加算簡易書留の場合は1通につき320円加算されます。手紙やはがきなどの郵便物、ゆうメールの区別はありません。

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