フグのおいしい食べ方は?白子の下処理方法や保存方法もフリーランス管理栄養士がくわしくわかりやすく解説
ライター/宮本ゆか
町役場とドラッグストアでの管理栄養士を経て、フリーランスの管理栄養士兼Webライターへ。趣味はオーガニックの食材で料理をつくること。食に関する知識をいかし、わかりやすく解説していきます。
フグの味について
image by iStockphoto
ここからは、フグの味の特徴について解説していきます。高級魚として知られているフグは、味がとてもおいしいことでも有名ですね。フグは身(筋肉)と白子(精巣)が主に食用とされますが、身と白子では、そのおいしさは全く別物です。それぞれの特徴を見ていきましょう。
こちらの記事もおすすめ
フグにはどんな栄養や効能があるの?フグ毒の危険性や注意点もフリーランス管理栄養士がくわしくわかりやすく解説
フグの身はどんな味?
フグの身の部分は、旨味や甘味がありとてもおいしいと言われています。フグの旨味は、昆布などに含まれている旨味成分と同じ、グルタミン酸によるものです。グルタミン酸はアミノ酸の一種で、とても強い旨味があることで知られていますよ。一方、フグの甘みは、リジンやグリシンといったアミノ酸よるものだそうです。
フグの白子はどんな味?
フグの白子は、濃厚でコクがありクリーミーな味わいが特徴です。フグの中でも最も高級なトラフグの白子は、「海の宝石」と呼ばれるほど高価でおいしいそうですよ。産卵期である1~3月ごろは、白子が一番おいしい時期。白子を食べるならこの時期がおすすめです。
こちらの記事もおすすめ
白子の特徴は低カロリー・低糖質!豊富な栄養と効能も現役料理人が詳しくわかりやすく解説
\次のページで「フグの白子の下処理方法」を解説!/