どちらも企業のスタートを表していそうですが、この2つの違いは何なんでしょうな。
今回は「設立」と「創業」の違いについて、雑学好きライターのおおつけと一緒に解説していきます。
ライター/おおつけ
現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。
設立と創業の違い
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古くから続いている企業やお店では、「設立」と「創業」という言葉がよくキャッチコピーとして使われます。「明治〇〇年設立」や「大正〇〇年創業」なんて看板を見かけたことがある人もいるでしょう。しかし両者の違いを詳しく説明できる人は少ないのではないでしょうか。ここでは「設立」と「創業」の違いについて解説していきます。
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設立:法人を登記すること
「設立」は法人組織として登記することです。会社を設立するには定款(会社のルール)を決め、資本金を用意し(株式会社であれば株主を募り)、その後取締役などの役員を決定し、公証人の認証を受けることで登記ができます。こうした段階を経て登記申請した日が「設立日」です。
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