この記事でははんぺんのおすすめの食べ方などについてみていきます。はんぺんはおでんの具として定着しているが、それ以外にもさまざまな食べ方があるんです。おかずやつまみ、弁当にも使いやすい便利な食材でもある。また、はんぺんの保存は冷凍がおすすめです。長く保存できるし、解凍してもふわふわ食感もそのままで使いやすい。
今回は、はんぺんのおすすめの食べ方や保存方法について管理栄養士のミサキと一緒に解説していきます。

ライター/ミサキ

給食施設で働く現役管理栄養士。おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。おでんにははんぺんが欠かせないと思っている。

おかずやおつまみにおすすめ!はんぺんの人気の食べ方

ふわふわでくちどけが良くておいしいはんぺん。おでんの具の1つとして食べることが多いと思いますが、それ以外にも人気の食べ方があります。おすすめの食べ方をみていきましょう。

1.焼いてもフライでもおいしい「はんぺんチーズ」

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はんぺんとチーズは相性抜群です。はんぺんに切り込みを入れてスライスチーズをはさむだけで簡単に下準備できます。フライパンで焼けばおやつやおつまみに、衣をつけてはんぺんチーズフライにすればおかずにもなるでしょう。給食で作った経験もありますが、子供も良く食べます。

チーズと一緒にハムを入れたり、のりをまいて磯辺焼きにしたりアレンジも可能です。ホットサンドメーカーでチーズと一緒にいろんなものをはさむのも表面がサクッとしておいしそうですね。様々なレシピで応用できます。

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2.焼くだけ簡単おつまみ

はんぺんを食べやすい大きさにカットして焼くだけでおつまみやお弁当のおかずにもなります。サラダ油で焼いてしょう油で香り付けすればおつまみにもぴったりです。しょうがやニンニクとの相性も良いので、おつまみのバリエーションも豊富に料理に使えます。茶色が多くなりがちなお弁当にもはんぺんの白色が栄えるでしょう。

3.肉のつなぎにすればふわふわに!

つくねやハンバーグのつなぎに使用すれば、ふわふわに出来上がります。はんぺんは、魚のすり身・卵白・やまいもからできているので、つぶしてお肉とよく混ぜるだけでタネが作れるので他のつなぎを使わなくても大丈夫です。和風の甘辛いたれやぽん酢とよく合います。

4.マヨネーズとはんぺんでおやつボール

おやつやおつまみ、夕飯のもう一品におすすめなのがはんぺんボールです。はんぺんとマヨネーズと片栗粉があればとっても簡単に作れます。

はんぺん1枚にマヨネーズと片栗粉を大さじ1くらいずつ入れて、お好みの具を入れて丸めて焼くだけ完成です。入れる具は、枝豆やにんじん、大葉などの野菜からツナやサバ缶、明太子やチーズなどなんでも合うので、好きな具材を入れてみてください。丸めないでお好み焼きのように焼いて等分する方法だともっと簡単にできますよ。

\次のページで「5.シンプルにスープや味噌汁の具でもおいしい」を解説!/

5.シンプルにスープや味噌汁の具でもおいしい

はんぺんは汁物の具としてもおいしいです。汁に入れると生麩のようなイメージで食べられます。すまし汁や味噌汁はもちろん洋風、中華スープにも合うので使いやすいです。

6.サラダに混ぜるとアクセントに!

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はんぺんはそのままサラダに入れて食べることもできます。加工する段階で、加熱処理されているのでそのまま食べても問題ないです。はんぺんは魚のうまみも豊富ですので、野菜もおいしく食べることができます。

7.はんぺんはスイーツにも使える!

はんぺんのふわふわを活かしたスイーツを作ることができます。ホットケーキを作るときに卵の代わりに使用するとできるのが、ふわふわのホットケーキです。はんぺんを卵液につけてから焼くとフレンチトーストのようにもできるようですよ。はんぺんは魚の臭みや風味が強くないので、甘いお菓子にも合わせやすいです。

電子レンジ加熱は注意しながら!

はんぺんチーズやはんぺんボールを電子レンジで2分ほど加熱して作ることもできるようです。しかし、はんぺんは空気を多く含んでふわっとした食感ですが、電子レンジ加熱によってしぼんで食感が変わってしまうことがあります。ふんわり感が減ってもいいような料理には電子レンジもよいですね。

トースター加熱なら食感が変わらずふんわり仕上がるので、トースターがおすすめです。長く加熱すると風味が損なわれるので、予熱してからサッと加熱するのがポイントですよ。

はんぺんは包丁いらずでカットできる!

はんぺんは手で容易にちぎれるふんわりした食材ですが、袋に入ったままの状態で定規やはしを使えばまな板包丁を使わずに切ることができます。平らな台で袋の上からはんぺんに定規を押し当てると、きれいに切り分けできますよ。包丁の背でもよいでしょう。洗い物が少しでも減るのは嬉しいですよね。小さい子供にも簡単にできるので、一緒にやってみるのも良いでしょう。

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はんぺんの塩抜き方法

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はんぺんは100gあたり1.5gの塩分が含まれているので、離乳食期の子供や塩分制限のある方は塩抜きをしてから食べるようにしましょうはんぺんを沸騰したお湯で数分ゆでると、塩抜きできます。完全に塩分が抜けきるわけではないので、その後の味付けにも注意が必要です。

また、はんぺんをカットして上からお湯をかける方法もあります。切ってからお湯をかけることで塩分が抜けやすくなるので、丸ごとではなく切ることがポイントです。ゆでる際も、切ってからゆでると塩分が抜けやすいので、その後の使い方によって塩抜きの方法を使い分けると良いでしょう。

はんぺんの保存方法と日持ちの目安

はんぺんは冷蔵品ですが、冷凍することもできます。それぞれの保存方法と日持ちの目安をみていきましょう。

はんぺんは冷凍保存で1ヶ月

はんぺんは冷凍でき、自然解凍すれば食感が変わらず便利な食材です。未開封ならそのまま、開封済みならラップに包んで袋に入れて冷凍します。凍ったまま包丁で切ることもできるので使いやすいです。大きさや気温によりますが、3~4時間ほどで解凍できます。

冷凍したはんぺんは1ヶ月ほど保存可能です。冷蔵では傷みやすいはんぺんは、冷凍保存して長くおいしく食べましょう。

また、チーズをはさんで下準備した状態で冷凍したり、調理したものを冷凍保存したりすることもできます。お弁当のおかずやおつまみに作り置きして2~3週間保存可能です。フライパンで再加熱や電子レンジで解凍するだけでも使用できるので、おすすめの保存方法ですよ。

冷蔵はんぺんは早めに使い切る

はんぺんの賞味期限は未開封で1週間ほどですが、開封したら次の日には使用しましょう。冷蔵のままではあまり日持ちがしない食材ので、開封したら冷蔵庫には残さず使い切るか、冷凍保存してください。冷蔵する場合もラップでくるんで密封して保管しましょう。

はんぺんを使ってさまざまな料理に挑戦しよう!

はんぺんのおすすめの食べ方などが分かりました。はんぺんは時短料理やおつまみ、おやつにもなる便利な食材だったのですね。そのまま食べることもできるので、料理の幅が広がります。また、冷凍保存することで長く使えるのも便利ですね。使い勝手の良いはんぺんを使って、さまざまなお料理に挑戦してみてほしいです。

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家庭科

はんぺんをおいしく簡単にアレンジする方法は?おすすめの保存方法も管理栄養士が分かりやすくわかりやすく解説

この記事でははんぺんのおすすめの食べ方などについてみていきます。はんぺんはおでんの具として定着しているが、それ以外にもさまざまな食べ方があるんです。おかずやつまみ、弁当にも使いやすい便利な食材でもある。また、はんぺんの保存は冷凍がおすすめです。長く保存できるし、解凍してもふわふわ食感もそのままで使いやすい。
今回は、はんぺんのおすすめの食べ方や保存方法について管理栄養士のミサキと一緒に解説していきます。

ライター/ミサキ

給食施設で働く現役管理栄養士。おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。おでんにははんぺんが欠かせないと思っている。

おかずやおつまみにおすすめ!はんぺんの人気の食べ方

ふわふわでくちどけが良くておいしいはんぺん。おでんの具の1つとして食べることが多いと思いますが、それ以外にも人気の食べ方があります。おすすめの食べ方をみていきましょう。

1.焼いてもフライでもおいしい「はんぺんチーズ」

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はんぺんとチーズは相性抜群です。はんぺんに切り込みを入れてスライスチーズをはさむだけで簡単に下準備できます。フライパンで焼けばおやつやおつまみに、衣をつけてはんぺんチーズフライにすればおかずにもなるでしょう。給食で作った経験もありますが、子供も良く食べます。

チーズと一緒にハムを入れたり、のりをまいて磯辺焼きにしたりアレンジも可能です。ホットサンドメーカーでチーズと一緒にいろんなものをはさむのも表面がサクッとしておいしそうですね。様々なレシピで応用できます。

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