専門学校の種類
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「専門学校」はさらに「認可校」と「無認可校」に細分化されます。はたして両者にはどのような違いがあるのでしょうか。「認可」とは誰が何を認可しているのでしょうか。ここでは「専門学校」の種類について解説していきます。
認可校:都道府県知事の認可あり
「認可校」とは学校が所在する都道府県知事より、正規の専門課程を有する「専門学校」として認められた学校です。年間800単位時間以上、夜間の学科は年間450単位時間以上の単位取得で卒業資格を得ることができます。「認可校」の卒業資格は「専門学校卒」の学歴として履歴書に記載することが可能です。
無認可校:都道府県知事の認可なし
「無認可校」とは前述の都道府県知事の許可を受けていない学校です。厳密に言えば「専門学校」ではなく、単に専門教育を行っている教育施設となります。代表的な専攻分野としてはデザイナー、アナウンサー、アニメーター、調理師・パティシエなど。無認可だから悪いというわけではなく、単に「専門学校卒」という学歴が得られないだけになります。
専修学校は専門教育をする学校のことで、専門学校は専修学校の一種
ここまで「専修学校」と「専門学校」の違い、「専修学校」の種類、そして「専門学校」の種類について解説してきました。これからの進路を考えている学生や、各種学校を卒業した方も、あらためて日本の教育機関について整理する機会となったのではないでしょうか。
「専修学校」および「専門学校」は大学と並び、今や日本の人材教育において大きな役割を背負っています。日本社会で活躍する人材はもちろん、世界でも存在感を示すことのできる人材を育成している重要な教育機関なんです。



