
3分で分かる「わかりやすく解説」と「説明」の違い!意味や使い分け・英語表記も雑学好きライターが詳しくわかりやすく解説


解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/よっこい
飲食業、映像職、エンジニアを経てwebライターへ。さまざまな職を経験した観点から、雑学の知識を分かりやすく解説していく。
「解説」と「説明」はどう違う?

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「解説」と「説明」の違いについてご存知でしょうか?正しい意味や使い分け方を知らずに使っていませんか?この2つには明確な違いがあるようです。この違いが分かると表現の幅が広がるでしょう。では早速、「解説」と「説明」の違いについて解説していきます。
解説:専門的知識に基づいて説明すること
「解説」は専門的知識に基づいて説明することを表します。客観的な情報や専門的知識を得ている人が、素人にも分かりやすいように伝えることを表しているのです。例えば「スポーツ番組で解説する」や「公害問題の専門家に解説してもらう」などのように使うといいでしょう。自分の主観や立場による視点、意見が含まれることがあります。
説明:ある事柄をよく分かるように伝えること
「説明」はある事柄をよく分かるように伝えることを表します。日常的な出来事や方法、手段、個人的な気持ちや事情などを相手に伝えることを表しているのです。例えば「コンビニまでの順序を説明する」や「遅刻の理由を説明する」などのように使うといいでしょう。あくまで自分が持っている知識や経験ですぐに簡単に伝えることができることが「説明」なのです。

「解説」と「説明」の違いは、専門的知識に基づいているかどうかの違いということが分かったな。関連する類語として「解釈」と「釈明」があるぞ。「解釈」は自分で考えて理解すること、「釈明」は明解に事情を伝え謝罪の意思を表すことを示している。合わせて覚えておくといいだろう。
「解説」と「説明」の使い分け方

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「解説」と「説明」の明確な違いが分かってきましたね。それでは具体的にどのような場面で使い、どのように使い分けるのか気になりますよね?具体例と共に、さらに「解説」と「説明」の違いについて理解を深めていきましょう。
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