その2「口を過ごす」:生活すること
「口を過ごす」は生活していくこと、生活することを意味する言葉です。こちらも生活することに関する言葉となっており、「暮らしを立てる」と似た意味をもった類義語となっています。こちらは他に、余計なことを言うこと、必要以上のことを言うことを表す場合もあるため、こちらの点に注意しましょう。
その3「口過ぎ」:生計を立てる
「口過ぎ」は食物を得ること、生計を立てることを意味する言葉です。こちらも生活することに関する言葉となっており、「暮らしを立てる」と似た意味をもった類義語となっています。古風な表現となっており、あまり使用頻度が高くない点などに注意して覚えておきましょう。
その4「身過ぎ」:生活を維持する手立て
「身過ぎ」は生活を維持すること、またその手立て・生業を意味する言葉です。こちらも暮らしに関する言葉となっており、「暮らしを立てる」と似た意味をもった類義語となっています。こちらは他に、身の境遇を表す意味もあるため、こちらの違いに注意して覚えておきましょう。
その5「活計(かっけい)」:暮らしを営むこと
「活計」は暮らしを営むこと、またその手段を意味する言葉です。こちらも暮らしに関する言葉となっており、「暮らしを立てる」と似た意味をもった類義語となっています。こちらは他に、豊かな暮らし・ぜいたくを意味することもあるため、こちらの違いに注意して使い分けていきましょう。
「暮らしを立てる」の対義語は?
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つづいて「暮らしを立てる」の対義語についても確認していきましょう。「暮らしを立てる」には明確に対義語とされている語はありません。しかしその意味から連想してみると次の単語が思い浮かびます。
「火の車」:家計が非常に苦しい様子
「火の車」は家計が非常に苦しいことを、地獄にあるという火に燃え盛る車に例えて言う言葉です。「暮らしを立てる」が暮らしを維持することを意味していたのに対し、こちらはそうした暮らしが維持できず苦しいことを意味している言葉となっています。対義語として、こちらの表現についても覚えておきましょう。
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