この記事では、そら豆の下処理や食べ方・保存方法についてみていきます。ゆでたて熱々が、最高に美味しいそら豆。塩を付けるだけでも十分満足するな。ですが、下処理が面倒なのが難点です。基本的な下ごしらえ方法について解説していきます。人気のレシピも確認しておきたいところです。また、そら豆はすぐに傷みやすいぞ。保存方法もしっかり理解しよう。今回は今日の食卓で使えるそら豆の知識を、フリーランス料理人はんぞーと一緒に解説していきます。

ライター/はんぞー

バリスタ兼フリーランス料理人。某レストランでのプロデュース経験も有り。趣味の料理が口コミで広がり仕事になった、根っからの食いしん坊。

そら豆の下処理方法は?

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そら豆は栄養豊富で、ほくほくとした食感も美味しいですね。積極的に取り入れたい食材です。しかし下処理が大変ですね。まずは、基本的なさやのむき方と薄皮のむき方を解説していきます。

1.さやのむき方

さやのむき方はいくつか方法があります。まずは、筋の部分に爪を入れそこからパックリと割る方法。そして、雑巾を絞るようにねじる方法もあります。ねじるやり方だと子供も楽しんでできそうですね。また、こんな裏技もありますよ。さやのお尻の部分を指で押すと、さやがパックリと割れます。割れ目から割いていけば、簡単に実が取り出せますよ。やりやすい方法を見つけてみてくださいね。

2.薄皮のむき方

次は、薄皮のむき方について紹介します。豆の縁にある、黒い筋の部分に爪を立ててみてください。簡単に薄皮を破ることができます。割れ目を作ったら、そこを起点につるんと皮をはがしましょう。爪を使いたくない人は、包丁を使って切り込みを入れても良いですね。

そら豆はどうやって茹でる?

そら豆のさやと薄皮のむき方がわかりました。次はいよいよ、茹で方について解説していきます。基本的なやり方と、簡単にできる電子レンジを使った方法も紹介していきますよ。

\次のページで「そら豆の茹で方」を解説!/

そら豆の茹で方

まずはさやから豆を取り出しましょう。豆の黒い筋の部分に包丁で切り込みを入れます。お湯を沸かし、塩を多めに入れてセットしましょう。目安は、1リットルに対して大さじ1杯程度です。沸騰したら、2分から3分茹でれば完成ですよ。塩を多めに入れているので、しっかり味が付いています。このままでも十分美味しいおつまみになりますよ。茹で加減は、お好みで調整してくださいね。

電子レンジも活用しよう

電子レンジを使って、簡単に火を通す方法を紹介します。まずはさやから豆を取り出し、黒い筋の部分に切り込みを入れましょう。耐熱容器に重ならないようにそら豆を並べます。ラップをして、500Wで3分ほど加熱すれば完成です。取り出す時の蒸気に気をつけましょう。また、しっかり冷ましてから皮むきしてくださいね。

そら豆の美味しい食べ方は?

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そら豆の基本的な下処理方法がわかりました。次は、美味しい食べ方を紹介していきます。定番のレシピや、大人も子供も大好きな人気の献立を紹介していきますよ。

その1.おつまみになる焼きそら豆

おつまみや副菜になる、定番の焼きそら豆をご紹介します。まずは、グリルをしっかりと予熱してください。網の隙間に落ちないように、グリルにそら豆を並べましょう。皮が少し焦げるぐらい焼き色が付いたら完成です。塩をかけたり、バターを落としても美味しくいただけます。シンプルな調理法だからこそ、そら豆の味わいをしっかり楽しめますよ。

その2.メインの一品になるそら豆のチーズ焼き

次は、メインの一品になるそら豆のチーズ焼きを紹介します。まずはそら豆をさやから出し、塩茹でしてください。薄切りにした玉ねぎとそら豆をバターで炒めます。耐熱容器に炒め物を移し、チーズをかけましょう。チーズが溶けるまでオーブンで焼いてください。仕上げにマヨネーズをかければ完成です。たんぱく質も野菜もしっかり摂れる、子供も大好きなメインディッシュですよ。

アレンジも自由自在。きのこ類やじゃがいも・アボカドを入れれば、さらにボリュームアップしますよ。お気に入りの組み合わせを、見つけてみてくださいね。

そら豆の保存方法は?

そら豆の人気のレシピがわかりましたね。次は、そら豆の保存方法について解説していきます。普通の野菜と違って、注意点がありそうです。

そら豆はとても傷みやすい!

そら豆はとても傷みやすい食材なので、保存方法には気をつけましょう。常温だと1日、冷蔵でも2~3日しか保存できません。すぐに使わない場合は冷凍するようにしましょう。どうしても冷蔵したい場合は、さやごと新聞紙で包み密閉容器に入れて保存してくださいね。

冷凍だと1ヶ月保存できる

そら豆は傷みやすい食材ですが、冷凍だと1ヶ月保存できます。さやごと保存するのがおすすめですよ。密閉できる袋に入れて、空気を抜いてから冷凍庫に入れましょう。すぐに使える状態にしておきたい場合は、あらかじめ下茹でまで済ませておきましょう。解凍時は、凍ったまま火にかけるだけ!簡単ですね。

\次のページで「そら豆は腐るとどうなる?」を解説!/

そら豆は腐るとどうなる?

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そら豆は傷みやすい食材だとわかりました。それでは、腐ってしまった場合どのようになるのでしょうか。詳しく解説してきます。

臭いや色に注目!

腐っているそら豆の見分け方は、臭いや色をチェックしましょう。カビの臭いや、豆特有の臭いが強くする場合は腐っているでしょう。また、豆が茶色や黒に変色している場合も食べない方が良さそうです。表面の薄皮がヌルヌルしているものも避けましょう。

買ったらすぐに食べよう!

とても傷みやすいため、買ってきたらできるだけすぐに食べることをおすすめします。基本的には、3日以内に食べ切りましょう。茹でるだけで美味しいので、小腹が空いた時のおやつとしてもおすすめですよ。そら豆は大量消費レシピも多数出ています。キーワードを入れて、検索してみてくださいね。

下処理と保存方法を理解して、人気レシピを作ってみよう

そら豆のむき方は、黒い筋の部分から皮をむくことがポイントでした。また下茹での際は、塩を多めに入れるとしっかり味がつきますよ。そら豆は傷みやすい食材なので、買ってきたらすぐに食べるようにしましょう。食べきれない場合は、冷凍保存がおすすめです。人気レシピは、どれも気になりますよね。今回紹介したレシピを活用して、栄養満点なそら豆をどんどん取り入れていきましょう。

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家庭科

そら豆は傷みやすい食材!下処理や食べ方・保存方法もフリーランス料理人が詳しくわかりやすく解説

この記事では、そら豆の下処理や食べ方・保存方法についてみていきます。ゆでたて熱々が、最高に美味しいそら豆。塩を付けるだけでも十分満足するな。ですが、下処理が面倒なのが難点です。基本的な下ごしらえ方法について解説していきます。人気のレシピも確認しておきたいところです。また、そら豆はすぐに傷みやすいぞ。保存方法もしっかり理解しよう。今回は今日の食卓で使えるそら豆の知識を、フリーランス料理人はんぞーと一緒に解説していきます。

ライター/はんぞー

バリスタ兼フリーランス料理人。某レストランでのプロデュース経験も有り。趣味の料理が口コミで広がり仕事になった、根っからの食いしん坊。

そら豆の下処理方法は?

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そら豆は栄養豊富で、ほくほくとした食感も美味しいですね。積極的に取り入れたい食材です。しかし下処理が大変ですね。まずは、基本的なさやのむき方と薄皮のむき方を解説していきます。

1.さやのむき方

さやのむき方はいくつか方法があります。まずは、筋の部分に爪を入れそこからパックリと割る方法。そして、雑巾を絞るようにねじる方法もあります。ねじるやり方だと子供も楽しんでできそうですね。また、こんな裏技もありますよ。さやのお尻の部分を指で押すと、さやがパックリと割れます。割れ目から割いていけば、簡単に実が取り出せますよ。やりやすい方法を見つけてみてくださいね。

2.薄皮のむき方

次は、薄皮のむき方について紹介します。豆の縁にある、黒い筋の部分に爪を立ててみてください。簡単に薄皮を破ることができます。割れ目を作ったら、そこを起点につるんと皮をはがしましょう。爪を使いたくない人は、包丁を使って切り込みを入れても良いですね。

そら豆はどうやって茹でる?

そら豆のさやと薄皮のむき方がわかりました。次はいよいよ、茹で方について解説していきます。基本的なやり方と、簡単にできる電子レンジを使った方法も紹介していきますよ。

\次のページで「そら豆の茹で方」を解説!/

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