この記事では、よもぎのおいしい食べ方やよもぎ餅の作り方、下処理方法や保存方法について見ていきます。よもぎは春になると、よもぎ餅として食べる機会が多いよな。店頭でよもぎ餅を買うことはあっても作ったことがある人は少ないかもしれない。今回はよもぎ餅の作り方に加えて、よもぎ餅以外のおいしい食べ方や下処理方法や保存方法も、フリーランス管理栄養士の宮本ゆかと一緒に解説していきます。

ライター/宮本ゆか

町役場とドラッグストアでの管理栄養士を経て、フリーランス管理栄養士Webライターへ。春にはよもぎやスギナを摘んで、お茶にして飲むことが趣味のひとつ。食に関する知識をいかし、わかりやすく解説していきます。

よもぎとは?

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春になると、道端や公園、野原といった場所でよく見かけるよもぎ。よもぎは多年草のキク科の植物で、春に生える若芽を摘みとって、よもぎ餅や草団子などの材料に使われます。また、よもぎには止血作用があり、昔から薬草として重宝されてきました。そのほかにも、よもぎの香りにはリラックス効果があり、精油の原料としても使われているそうです。

よもぎの下処理方法

ここでは、よもぎの下処理方法について見ていきましょう。よもぎは独特の苦みが特徴ですが、アクが強いので、正しく下処理をしないと、苦みが残りすぎてしまいます。春によもぎの若芽を摘みとった際には、下記の下処理方法を参考にしてみてください。

<よもぎの下処理方法>
1.よもぎは茎の部分を残し、葉先だけを摘みとる
2.鍋にたっぷりの湯を沸かし、一つまみの塩を入れてよもぎを2分間茹でる
3茹で上がったら、冷水にとり、水気をよく絞る

\次のページで「よもぎ餅の作り方」を解説!/

よもぎ餅の作り方

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よもぎを使った食べ物といえば、「よもぎ餅」という人は多いでしょう。ここからは、そんなよもぎ餅の作り方をご紹介します。よもぎ餅は比較的簡単に作ることができるので、ぜひご家庭でも作ってみてください。

1.よもぎをペースト状にする

生のよもぎ(100g)を先ほど解説したよもぎの下処理方法で茹でます。冷水にとり、水気をしぼったら、包丁で適当な大きさに切り、すり鉢でペースト状にすり潰してください。すり潰しづらい場合は、水を少量入れるとよいでしょう。すり鉢の代わりに、フードプロセッサーやミキサーでもペースト状にすることができます。

2.生地を蒸す

ボウルに上新粉(200g)と砂糖(25g)を入れて、お湯(2/3カップ)を加えてよく混ぜ合わせ生地を作ります。蒸し器をセットして、湯が沸いたら生地を適当な大きさにちぎり入れて、20分ほど蒸しましょう。

3.こねてあんを包む

生地が蒸しあがったら、ペースト状にしたよもぎを加えて、きれいに混ざるようによくこねましょう。こねにくい場合は、水を入れるとこねやすくなりますよ。こね終わったら、食べやすい大きさにちぎり、生地を平らにして、真ん中につぶあんをのせて包みます。最後に丸い形になるように整えれば、よもぎ餅の完成です。

よもぎ餅以外のよもぎのおいしい食べ方4選

ここからは、よもぎ餅以外のよもぎの食べ方をご紹介します。よもぎはよもぎ餅以外にも、おいしく食べる方法がたくさんありますよ。ぜひご家庭でもよもぎを使ったメニューをとり入れてみてくださいね。

1.サクサクでほろ苦い「よもぎの天ぷら」

よもぎは天ぷらにして食べるのがおすすめです。天ぷらにすることで、そのままでは繊維が多く固いよもぎでも、サクサクとした食感になり、おいしく食べられますよ。天ぷらにするときは、生のよもぎを洗い、キッチンペーパーなどで丁寧に水気を拭きとります。水で溶いたてんぷら粉にくぐらせて、150℃で熱した揚げ油でカリッと揚げれば、できあがりです。

\次のページで「2.ジェノベーゼ風「よもぎパスタ」」を解説!/

2.ジェノベーゼ風「よもぎパスタ」

よもぎを使って、ジェノベーゼ風のパスタソースを作ることもできます。よもぎのパスタソースは冷凍保存も可能なので、よもぎが余って消費に困った場合などにおすすめです。

茹でてアクを抜いたよもぎとオリーブオイル、塩、にんにく、お好みのナッツなどをフードプロセッサーなどでペースト状にすれば、簡単によもぎソースを作ることができます。オリーブオイルでベーコンを炒め、茹でたパスタとよもぎソースを加えてよく混ぜれば、よもぎが香るジェノベーゼ風パスタになりますよ。

3.ふわふわで香りがよい「よもぎ蒸しパン」

よもぎを使った蒸しパンはおやつにピッタリ。ふわふわの食感とよもぎのさわやかな香りを楽しむことができますよ。薄力粉、砂糖、塩、ベーキングパウダーを混ぜ合わせたものに、ペースト状のよもぎを加えて生地を作ります。容器の8分目まで生地を流し入れ、蒸し器で15分程度蒸したら完成です。

4.ノンカフェインの「よもぎ茶」

よもぎは昔から、お茶として飲まれてきました。よもぎ茶はからだによい効能がたくさんある上に、ノンカフェインという特徴もあります。ノンカフェインなので、妊娠中の方や小さな子どもでも安心して飲むことができますよ。妊娠中によもぎ茶を飲むことは問題ありませんが、よもぎを食べる場合は注意が必要です。食べすぎは子宮を収縮する危険性があるので、食べすぎは控えましょう。

よもぎ茶は家庭でも作ることができますよ。よもぎを丁寧に洗って、2~3日ほど天日干し、フライパンで乾煎りするればよもぎ茶ができます。よもぎを乾燥させることで長期保存も可能になりますので、ぜひお試しください。

よもぎの保存方法

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ここからは、よもぎの保存方法について解説していきます。摘みとったよもぎは傷みやすいため、常温での保存は不向きです。よもぎは冷蔵または冷凍で保存するのがおすすめですよ。冷蔵保存の場合と冷凍保存の場合のポイントを、一緒に見ていきましょう。

冷蔵で保存する場合

冷蔵で保存する場合は、よもぎをきれいに水洗いして汚れを落とし、しっかりと水気を切ります。乾燥防止のため、よもぎを新聞紙で巻くか、ポリ袋に入れて冷蔵庫へ。冷蔵の場合の日持ちは、3日程度とされているので、早めに食べきるようにしましょう。

\次のページで「冷凍で保存する場合」を解説!/

冷凍で保存する場合

よもぎは冷凍保存する方法がおすすめです。冷凍保存の場合、約1か月ほど日持ちします。下処理してアクを抜き、ペースト状にしたよもぎを冷凍用の保存袋に入れて冷凍すると、使い勝手がよく便利です。解凍すれば、よもぎ餅やパスタソース、蒸しパンなどにそのまま使えますよ。

よもぎをいろいろな方法で味わってみて

この記事では、よもぎをおいしく食べる方法を中心に解説しました。よもぎはアクが強いので、しっかりと下処理することが大切だということがわかりましたね。また、よもぎは下処理したものをペースト状にして冷凍するとよいこともわかりました。よもぎ餅の作り方やよもぎ餅以外のおいしい食べ方もご紹介したので、ぜひいろいろな方法で、よもぎのおいしさを楽しんでみてください。

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家庭科

よもぎのおいしい食べ方は?よもぎ餅の作り方や下処理方法、保存方法もフリーランス管理栄養士がくわしくわかりやすく解説

この記事では、よもぎのおいしい食べ方やよもぎ餅の作り方、下処理方法や保存方法について見ていきます。よもぎは春になると、よもぎ餅として食べる機会が多いよな。店頭でよもぎ餅を買うことはあっても作ったことがある人は少ないかもしれない。今回はよもぎ餅の作り方に加えて、よもぎ餅以外のおいしい食べ方や下処理方法や保存方法も、フリーランス管理栄養士の宮本ゆかと一緒に解説していきます。

ライター/宮本ゆか

町役場とドラッグストアでの管理栄養士を経て、フリーランス管理栄養士Webライターへ。春にはよもぎやスギナを摘んで、お茶にして飲むことが趣味のひとつ。食に関する知識をいかし、わかりやすく解説していきます。

よもぎとは?

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春になると、道端や公園、野原といった場所でよく見かけるよもぎ。よもぎは多年草のキク科の植物で、春に生える若芽を摘みとって、よもぎ餅や草団子などの材料に使われます。また、よもぎには止血作用があり、昔から薬草として重宝されてきました。そのほかにも、よもぎの香りにはリラックス効果があり、精油の原料としても使われているそうです。

よもぎの下処理方法

ここでは、よもぎの下処理方法について見ていきましょう。よもぎは独特の苦みが特徴ですが、アクが強いので、正しく下処理をしないと、苦みが残りすぎてしまいます。春によもぎの若芽を摘みとった際には、下記の下処理方法を参考にしてみてください。

<よもぎの下処理方法>
1.よもぎは茎の部分を残し、葉先だけを摘みとる
2.鍋にたっぷりの湯を沸かし、一つまみの塩を入れてよもぎを2分間茹でる
3茹で上がったら、冷水にとり、水気をよく絞る

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