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簡単でわかりやすい!バナナの栄養・効能とは?運動前に食べると良いって本当?管理栄養士が詳しく解説

身近な果物であるバナナにどんな栄養が含まれているか知っているか?便秘解消に役立つイメージが強いが、これは食物繊維だけでなくオリゴ糖も含まれているからなんです。他にも栄養が豊富に含まれていて身体の健康をサポートしてくれるぞ。今回はそんなバナナの栄養や効能について管理栄養士のツキアオイと一緒に解説していきます。

ライター/ツキアオイ

1児の母として育児に奮闘中の管理栄養士ライター。父には誕生日に1本1000円以上する高級バナナを贈っているが自分用には怖くて手が出せない。病院や介護施設での経験を活かし、食に関して分かりやすく解説する。

バナナに多く含まれている栄養素とは?

image by iStockphoto

バナナには高血圧や糖尿病のような生活習慣病予防に役立つ栄養素が豊富に含まれています。1日1本を目安に食べることで様々な効果が期待できますよ。多く含まれている栄養素やその効能についてここから詳しく見ていきましょう。

1.高血圧に効果があるカリウム

バナナには他の果物と比較しても特にカリウムが豊富に含まれています。カリウムは水に溶けやすい性質があるので、茹でたり水にさらすことで失われやすい栄養素です。ただしバナナはそのまま食べることができますよね。そのため、カリウムが失われずに摂ることができる貴重な食材なのです。

カリウムには塩分を体外へ排泄する働きがあります。塩分の摂りすぎは高血圧につながってしまうことも。既に高血圧の方にも、予防のためにもカリウムは重要な栄養素です。

2.便秘解消に役立つ食物繊維

食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があります。バナナには特に不溶性食物繊維が豊富に含まれていますよ。不溶性食物繊維には便のかさを増やしたり、腸を刺激して便通を良くする働きがあります。

その他にも、血糖値の上昇を抑えたりコレステロールの吸収を抑えるといった効果もありますよ。生活習慣病予防には欠かせない成分ですね。厚生労働省が毎年実施している国民健康・栄養調査によると、近年では食物繊維の摂取量は増加傾向にあります。しかしそれでも基準値には達していないのが現状です。食事に加えてバナナを食べることで食物繊維を積極的に補いましょう。

3.腸内環境を整えるオリゴ糖

オリゴ糖は腸内で善玉菌のエサとなって善玉菌を増やします。これによって腸内環境が改善され、便通が良くなりますよ。また、バナナに含まれているオリゴ糖は消化されずにそのまま腸へ届くという特徴があります。胃で吸収されないので食後に血糖値が上がりにくいのもオリゴ糖のメリットですよ。

オリゴ糖の含まれる量はバナナの熟成度によって変わります。より多く含まれるのが青みがかった若いバナナ。腸内環境を整えたい場合は若いバナナを選ぶとより効果が期待できますよ。

\次のページで「4.生活習慣病を予防するポリフェノール」を解説!/

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