スパムの美味しい食べ方は?種類や保存方法についてもフードアナリストが詳しくわかりやすく解説
ライター/コナパパ
フードアナリスト。元コックで、さまざまな食材に対する知識がある。今回はハワイ料理屋や沖繩料理によく使われる、スパムについて解説していく。
スパムの美味しい食べ方3選
スパムはハワイ料理や沖繩料理でよく使われている食材です。ここではスパムを使った定番の美味しい料理を3つご紹介していきます。
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1.ハワイの名物スパムおむすび
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おむすびと名前についているので日本の食べものかと思われがちですが、ハワイでよく食べられている軽食です。ハワイには日系人が多く住んでおり、1983年にレストラン、ジョニ・ハナの経営者、バーバラ・フナムラによって考案された食べものなんですよ。
日本ではスパムが一般的にあまり馴染みのない食材なので、ハワイに旅行に行った際にはじめてスパムおむすびを知る人も少なくありません。しかし、現地のハワイでは庶民にも馴染みのあるローカルフードなんですよ。
2.沖縄発祥ポーク玉子おにぎり
ポーク玉子はスパムと玉子を一緒に炒めた食べもので、沖繩ではごく一般的なご飯のおかずです。沖繩の惣菜屋ではポーク玉子をおにぎりにしたものが日常的に売られており、近年、握らず簡単に作れるおにぎりとして注目され、沖繩以外でも人気となった食べものなんですよ。
沖繩ではポーク玉子おにぎり専門店も多くあります。なかでも「ポーたま」というお店は、沖繩のみならず東京やハワイにも店舗がある人気ぶりです。このお店のポークたまごおにぎりは、スパムと玉子以外にエビフライやゴーヤの天ぷらなどを挟んだメニューもあり、ファストフード的な要素とお洒落で気軽に食べれることで人気なんですよ。
3.沖縄料理の定番ゴーヤチャンプルー
数ある沖縄料理の中でも、沖繩らしさを味わえる代表的な料理といえばゴーヤチャンプルーです。豚肉を使って作ることが多い料理ですが、豚肉をスパムに変えて作ることもあります。スパムに変えることで、スパムの旨味や塩味、スパイスの香りが他の食材にも移り、料理全体に深みが増すんですよ。
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