雑学

SSIDの「a」と「g」の違いとは?どっちに接続すればいい?使い分けや原理も元社内SEがわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事ではSSIDの「a」と「g」の違いについてみていくぞ。Wi-Fiルータなどで無線接続しようとすると、SSIDに「a」と「g」の2種類が表示されていることがあるよな。実はこの2つのSSIDは得意としていることが異なるようだ。
今回はそんなSSIDの「a」と「g」の違いを、元社内SEのライター佐倉晃次郎と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/佐倉晃次郎

PCの電話サポート、社内SEを経験。現在は企業で記事校正やVBAを使ったプログラミングをしながらWebライターをしている。

SSIDの「a」と「g」

image by iStockphoto

Wi-Fiルータなどで無線接続をしようとして、SSIDが「~a(もしくはA)」「~g(もしくはG)」の2種類あると気づいたことのある方は多いのではないでしょうか。ただ、その2つの違いがわからないまま、何となくで接続している方も少なくないかと思います。この2つのSSIDにどういった違いがあるのかをみていきましょう

「a」と「g」は周波数帯が違う

image by iStockphoto

SSIDの「a」と「g」の違いは、ずばり「周波数帯」です。周波数帯とは、電波が使用している周波数(単位時間あたりの振動の数)の範囲であり、数値が大きければ大きいほど、振動の回数が多い帯域であることを示しています。

\次のページで「5GHz帯と2.4GHz帯」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: