3分でわかる「当意即妙」と「臨機応変」の違い!由来や使い方も主婦ライターが詳しくわかりやすく解説
ライター/えぬとも
文学好きな主婦ライター。大学時代は日本文学を専攻しつつ、日本語学や日本美術史など幅広く学ぶ。今回は、その知識を生かして、2つの言葉の違いをわかりやすく解説していく。
「当意即妙」と「臨機応変」の違いは?
「当意即妙」と「臨機応変」はとてもよく似た意味を持つ言葉です。「何となく違うことはわかるけど、どう使い分けたらいいのかわからない…」という人も多いのではないでしょうか。
ざっくりいうと、使われる対象に違いがあります。「当意即妙」は心の働き・反応に対して使いますが、「臨機応変」は行動・対応に対して使うことが多いようです。では、詳しくみていきましょう。
「当意即妙」とは?
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「当意即妙」という言葉を使ったことはありますか?聞いたことはあっても、なかなか自分で使うことは少ない言葉かもしれませんね。まず、「当意即妙」とはどのような言葉なのか、意味や由来をみていきましょう。
「当意即妙」の意味
「当意即妙」には、次のような意味があります。
即座に、場に適った機転を利かせること。気が利いていること。また、そのさま。「当意」はその場に応じて、素早く適切な対応をとったり工夫したりすること。
出典: 新明解四字熟語辞典(三省堂)「当意即妙」
「当意即妙」については、「即座に」「機転をきかせる」という点がポイントです。瞬発的な反応、心の働きに対して使われます。
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