この記事では、パクチーの下処理や食べ方・保存方法についてみていきます。パクチーを使うと、一気に本格的な料理に仕上がるよな。栄養も豊富だし、生で食べられるので積極的に取り入れていきたいぞ。しかし、下処理や保存方法についてはいまいち知らないな。今日の記事でしっかり勉強しよう。また、パクチーの人気レシピも紹介します。今回はパクチーの実用的な知識を、フリーランス料理人はんぞーと一緒に解説していきます。

ライター/はんぞー

バリスタ兼フリーランス料理人。某レストランでのプロデュース経験も有り。趣味の料理が口コミで広がり仕事になった、根っからの食いしん坊。

パクチーの下処理方法は?

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パクチーは鮮やかな緑色で、食卓が一気に華やかになる食材。しかし下処理方法についてはよくわからない、という人も多いのではないでしょうか。基本的な洗い方を、詳しく解説していきます。

優しく丁寧に洗おう

パクチーを洗う際は、優しく丁寧に洗いましょう。パクチーの葉は柔らかくて繊細です。葉の表面を傷つけないように、洗うことがポイントですよ。蛇口から出る水で、ジャージャーと洗うと葉が傷ついてしまいます。大きめのボウルに水を溜め、潜らせるようにして洗いましょう。5分間浸けておくと、汚れがきれいに落ちますよ。

しなしなしたパクチーを復活させる水切り

買ってきたパクチーがしなしなとしていた場合、水切りを行うとシャキッとします。水切りとは、ハーブ類をみずみずしくさせるために用いられる方法です。

手順は簡単。コップの中に水を入れ、パクチーの根元を入れます。水の中で根を切り、空気に触れさせずに新鮮な切り口を作りましょう。そのまま2時間ほど放置しておけば、シャキッとしたパクチーに生まれ変わります。しなしなとしたパクチーが冷蔵庫に眠っている人は、ぜひ試してみてくださいね。

パクチーの美味しい食べ方は?

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パクチーの基本的な洗い方がわかりましたね。これで安心して調理に移れそうです。次は、パクチーの美味しい食べ方について紹介していきます。

\次のページで「1.人気の春雨サラダ」を解説!/

1.人気の春雨サラダ

パクチーを使ったレシピで、最も人気なのが春雨サラダです。まずはパクチーを1cm幅に切りましょう。春雨100gを2~3分茹で、むき海老をさっと茹でて水気を切っておきます。次に、紫玉ねぎ4分の1を薄くスライスしましょう。

切った材料を混ぜ合わせ、ナンプラー・砂糖・ごま油で和えて完成です。お好みで、レモンやライムをしぼっても良いでしょう。さらにアレンジとして、砕いたピーナッツやカットしたアボカドを加えても美味しくいただけます。彩りが豊かなサラダなので、パーティーレシピにもおすすめです。

2.ささみとパクチーのマリネ

次は、タンパク質も取れるささみとパクチーのマリネを紹介しますよ。パクチーは、少し大きめの3cm幅にざく切りにします。ささみは、塩と酒を入れたお湯で茹でましょう。ナンプラー・ごま油・レモンを加えて完成です。お好みで、輪切り唐辛子を加えても美味しくいただけます。子供も大好きで、栄養豊富な副菜です。ぜひ作ってみてくださいね。

パクチーは家庭菜園向き?

パクチー好きにとっては、値段を気にせずにパクチーをたくさん使いたいですよね。どうやら、パクチーは家庭菜園向きと言われているようです。詳しく解説していきます。

実は初心者におすすめなパクチー

パクチーは、家庭菜園の初心者におすすめの野菜です。ベランダで簡単に育てることができます。さらに水耕栽培も可能です。簡単に始められる、水耕栽培キットも販売されているようですよ。日当たりの良い場所なら、室内でも育てることができます。水耕栽培だと、虫が湧きにくいためとても便利で手軽です。パクチー好きの人は、ぜひ栽培を始めてみてはいかがでしょうか。

パクチーの保存方法は?

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パクチーをたくさん買ってきたけれど、保存方法がわからないという人もいるかもしれません。どのように保存すれば良いのでしょうか。なるべく長く保存できる方法も紹介していきます。

その1.常温保存は花を生けるように

常温の場合は、お花を生けるように保存しましょう。コップに水を入れて、その中に根元を浸けておけば良いでしょう。全体を覆うようにビニール袋を被せると、鮮度がさらに保てます。3日から4日保存できますよ。

\次のページで「その2.冷蔵保存は乾燥を防ごう」を解説!/

その2.冷蔵保存は乾燥を防ごう

冷蔵の場合は、乾燥をいかに防ぐかがポイントです。根が付いているものはパクチーを丸ごと袋に入れ、立てて保存しましょう。根の付いていないものは濡らしたキッチンペーパーに丸ごと包み、密閉袋に入れると良いです。常にみずみずしい状態を保つことが重要ですよ。2日から3日ごとにペーパーを交換すると良いでしょう。

その3.冷凍は長期保存ができる!

パクチーは冷凍保存が可能です。まずはしっかりと洗って水気を切りましょう。根が付いている場合は、根の部分を切り取った方が日持ちします。水気を切ったら、お好みのサイズにざく切りにしましょう。密閉容器や空気が入らない袋に入れて完了です。2週間程度保存できます。冷凍したパクチーは、加熱調理に向いていますよ。解凍せずにそのまま炒めたり、スープの出汁に使うのがおすすめです。

便利なドライパクチーとは?

最後に、ドライパクチーについて紹介します。どうやら、使いたい時にパッと使える便利なもののようですよ。

ちょこっと使いに便利

ドライパクチーはその名前の通り、パクチーを乾燥させたもの。常温で保存することができ、ちょこっとずつ使うことができるので便利です。さらに保存期間も長く、1ヶ月も保管できるとのこと。

作り方は簡単です。まずはパクチーをしっかり洗いましょう。水気を切ったら、葉と茎を切り分けます。葉をキッチンペーパーの上に乗せて、風通しが良い場所に半日置きましょう。その後、電子レンジ500Wで2分ほど加熱します。完全に水分がなくなるまで、30秒ずつ追加して温めましょう。消毒した密閉容器に入れれば完成です。いつもの食事にちょこっと追加したり、彩りが欲しい時に便利ですよ。

下処理と保存方法を理解して、美味しいパクチーレシピを作ってみよう

パクチーは繊細な野菜なので、優しく丁寧に洗うことがポイントでした。また、保存方法は常温・冷蔵・冷凍もできる便利な食材でしたね。ドライパクチーだと、使いたい時にすぐに使うことができます。パクチー好きの人はぜひ作ってみましょう。人気の美味しい食べ方も紹介しました。今回学んだ知識を活かして、楽しく美味しくパクチーをいただきましょう。

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ドライパクチーを作ってみよう!下処理や美味しい食べ方・保存方法もフリーランス料理人が詳しくわかりやすく解説

1.人気の春雨サラダ

パクチーを使ったレシピで、最も人気なのが春雨サラダです。まずはパクチーを1cm幅に切りましょう。春雨100gを2~3分茹で、むき海老をさっと茹でて水気を切っておきます。次に、紫玉ねぎ4分の1を薄くスライスしましょう。

切った材料を混ぜ合わせ、ナンプラー・砂糖・ごま油で和えて完成です。お好みで、レモンやライムをしぼっても良いでしょう。さらにアレンジとして、砕いたピーナッツやカットしたアボカドを加えても美味しくいただけます。彩りが豊かなサラダなので、パーティーレシピにもおすすめです。

2.ささみとパクチーのマリネ

次は、タンパク質も取れるささみとパクチーのマリネを紹介しますよ。パクチーは、少し大きめの3cm幅にざく切りにします。ささみは、塩と酒を入れたお湯で茹でましょう。ナンプラー・ごま油・レモンを加えて完成です。お好みで、輪切り唐辛子を加えても美味しくいただけます。子供も大好きで、栄養豊富な副菜です。ぜひ作ってみてくださいね。

パクチーは家庭菜園向き?

パクチー好きにとっては、値段を気にせずにパクチーをたくさん使いたいですよね。どうやら、パクチーは家庭菜園向きと言われているようです。詳しく解説していきます。

実は初心者におすすめなパクチー

パクチーは、家庭菜園の初心者におすすめの野菜です。ベランダで簡単に育てることができます。さらに水耕栽培も可能です。簡単に始められる、水耕栽培キットも販売されているようですよ。日当たりの良い場所なら、室内でも育てることができます。水耕栽培だと、虫が湧きにくいためとても便利で手軽です。パクチー好きの人は、ぜひ栽培を始めてみてはいかがでしょうか。

パクチーの保存方法は?

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パクチーをたくさん買ってきたけれど、保存方法がわからないという人もいるかもしれません。どのように保存すれば良いのでしょうか。なるべく長く保存できる方法も紹介していきます。

その1.常温保存は花を生けるように

常温の場合は、お花を生けるように保存しましょう。コップに水を入れて、その中に根元を浸けておけば良いでしょう。全体を覆うようにビニール袋を被せると、鮮度がさらに保てます。3日から4日保存できますよ。

\次のページで「その2.冷蔵保存は乾燥を防ごう」を解説!/

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