この記事ではPublisherとPowerPointの違いについてみていきます。どちらもOfficeのアプリケーションとして普及していて、図を作成する機能があるものだから、似ているようにみえるな。実は、得意としていることや機能に大きな違いがあるようです。
今回はそんなPublisherとPowerPointの違いを、元社内SEのライター佐倉晃次郎と一緒に解説していきます。

ライター/佐倉晃次郎

PCの電話サポート、社内SEを経験。現在は企業で記事校正やVBAを使ったプログラミングをしながらWebライターをしている。

PublisherとPowerPointの違いとは?

PublisherとPowerPointの違いをひと言で言うと、「チラシやリーフレットの作成に使用するアプリケーション」「プレゼン資料の作成に使用するアプリケーション」となります。では、その違いはどこからくるものなのでしょうか。

Publisherで出来ることは?

Publisherと比べて、PowerPointは使用したことがある方が多いのではないでしょうか。この記事を読んでいる方も「PowerPointは使ったことがあるけど、Publisherは使ったことがない(もしくは知らなかった)」という方のほうが多いのではないかと思うので、ここではPowerPointの機能は深く掘り下げず、Publisherについて、より詳しく解説します。

テキスト・画像の編集

image by iStockphoto

Publisherでは紙面上のテキストボックスや画像の配置を行うことが可能です。中でも特徴的な機能として、「図のプレースホルダー」というものがあります。これは、画像の選定が終わっていない段階でも、一旦仮の場所として枠を設けておくことができる機能で、画像が確定次第、設定しておいた箇所に配置することができるというものです。

「カラーモード」の使用

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もうひとつのPublisherの大きな特徴は「CMYK」というカラーモードが使えるという点です。一般的にモニタに表示されるカラーモードはRGB」ですが、印刷時にはCMYKというカラーモードが使用されることになります。そのため、より印刷時に近い色をPublisher上で確認することが可能です。

「RGB」は光の三原色の「赤(Red)」「緑(Green)」「青(Blue)」の頭文字を取ったもので、パソコンのモニタだけでなく、テレビなど、液晶パネルで採用されている表現方法です。また、「CMYK」は「シアン(Cyan)」「マゼンタ(Magenta)」「イエロー(Yellow)」「ブラック(Black)」の頭文字を取ったものであり、印刷物ではインクの色がこの4つをベースにしているため、「CMYK」での色の表現がされることになります。

\次のページで「PublisherとPowerPointの得意分野」を解説!/

PublisherとPowerPointの得意分野

ここまででPublisherの特徴を説明してきました。引き続き、PowerPointとの違いや2つのアプリケーションの間での互換性という観点で、さらに解説を進めていきます。

印刷物向きのPublisher

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先程述べてきたように、Publisherは「画像が定まっていなくても、仮の場所として枠をレイアウトすることが可能」「印刷物と同じカラーモードが使用可能」という特徴があり、紙媒体の資料の作成に適しています

PowerPointやWordなどでも似たようなデザインの資料を作成することは可能ですが、Publisherはそういったアプリケーションと比較して、より印刷物の作成に特化しているアプリケーションです。

画面上での資料としてのPowerPoint

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PowerPointで作成した資料も紙面に印刷する機会はありますが、あくまで、プレゼン資料を画面に表示させるときの補助という立ち位置でしょう。印刷物の作成に特化していない代わりに、PowerPointでは「アニメーション」など、モニタに資料を表示してプレゼンをする際に有用な機能が備わっています。

\次のページで「PublisherのデータをPowerPointに変換できる?」を解説!/

PublisherのデータをPowerPointに変換できる?

Publisherで資料を作成する際、デフォルトの拡張子は「pub」となっています。PowerPointやWordの形式で保存したり変換したりする方法もありますが、レイアウトが崩れてしまう場合があるため、Publisherを持っていない人に資料を確認してもらうなどの用途の場合は、PDFデータに変換するのが適切でしょう。

クオリティの高い印刷物をOfficeで作りたい場合はPublisher!

Publisherのイメージがあまりピンとこなかった方も、どういった用途で使われるものなのか、想像できたのではないでしょうか。印刷所への印刷を依頼する場合など、PowerPointやWordなどのアプリケーションで作成したファイルでもある程度のクオリティは得られますが、よりクオリティの高いものを求める場合はPublisherの使用も検討してみると良いかもしれません。

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雑学

PublisherとPowerPointの違いとは?機能や特徴・用途も元社内SEがわかりやすく解説

この記事ではPublisherとPowerPointの違いについてみていきます。どちらもOfficeのアプリケーションとして普及していて、図を作成する機能があるものだから、似ているようにみえるな。実は、得意としていることや機能に大きな違いがあるようです。
今回はそんなPublisherとPowerPointの違いを、元社内SEのライター佐倉晃次郎と一緒に解説していきます。

ライター/佐倉晃次郎

PCの電話サポート、社内SEを経験。現在は企業で記事校正やVBAを使ったプログラミングをしながらWebライターをしている。

PublisherとPowerPointの違いとは?

PublisherとPowerPointの違いをひと言で言うと、「チラシやリーフレットの作成に使用するアプリケーション」「プレゼン資料の作成に使用するアプリケーション」となります。では、その違いはどこからくるものなのでしょうか。

Publisherで出来ることは?

Publisherと比べて、PowerPointは使用したことがある方が多いのではないでしょうか。この記事を読んでいる方も「PowerPointは使ったことがあるけど、Publisherは使ったことがない(もしくは知らなかった)」という方のほうが多いのではないかと思うので、ここではPowerPointの機能は深く掘り下げず、Publisherについて、より詳しく解説します。

テキスト・画像の編集

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Publisherでは紙面上のテキストボックスや画像の配置を行うことが可能です。中でも特徴的な機能として、「図のプレースホルダー」というものがあります。これは、画像の選定が終わっていない段階でも、一旦仮の場所として枠を設けておくことができる機能で、画像が確定次第、設定しておいた箇所に配置することができるというものです。

「カラーモード」の使用

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もうひとつのPublisherの大きな特徴は「CMYK」というカラーモードが使えるという点です。一般的にモニタに表示されるカラーモードはRGB」ですが、印刷時にはCMYKというカラーモードが使用されることになります。そのため、より印刷時に近い色をPublisher上で確認することが可能です。

「RGB」は光の三原色の「赤(Red)」「緑(Green)」「青(Blue)」の頭文字を取ったもので、パソコンのモニタだけでなく、テレビなど、液晶パネルで採用されている表現方法です。また、「CMYK」は「シアン(Cyan)」「マゼンタ(Magenta)」「イエロー(Yellow)」「ブラック(Black)」の頭文字を取ったものであり、印刷物ではインクの色がこの4つをベースにしているため、「CMYK」での色の表現がされることになります。

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