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もやしには栄養がないって本当?特徴や主な栄養素・効能も現役管理栄養士が分かりやすくわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事ではもやしの特徴や栄養をみていくぞ。もやしは手ごろな価格で買えるうえに、和えものからメインまでどんな料理にも合う優秀な食材だよな。ところで、もやしには栄養がないと言われているが本当だろうか。そんな疑問に答えるために、もやしの特徴や栄養、効能まで現役仮栄養士のみまつと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/みまつ

給食調理会社で責任者経験を積み、現在は福祉施設で栄養管理に関わっている現役管理栄養士。その経歴と食べ盛りの子ども5人を育てる母としての経験から、食べ物についての知識をわかりやすく解説する。自宅近くのもやしの最安値は1袋9円なのでまとめ買いしがち。

もやしはどんな野菜?

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安価で使いやすく、どんな料理にも活躍するもやし。身近な野菜ですが、どのような野菜なのか、どこで採れるのかを知らない方も多いと思います。ここでは、もやしについての基本情報を確認していきましょう。

もやしは豆を発芽させたもの

もやしは、穀類や豆類の種子を人為的に発芽させたもの。暗いところで育てて、長く伸びた芽の部分を食用としています。一般的に「もやし」として認識されているのは、豆類を発芽させたものです。豆苗やかいわれ大根も、広い意味ではもやしの一種なんですよ。

もやしの語源は?

もやしを漢字で書くと「萌やし」または「糵」です。発芽させるという意味の「萌やす」の連用形を名詞化したものが「萌やし」。つまり、もやしは特定の一つの野菜を表す言葉ではなく、食用として「萌やして育てた芽の部分」のジャンル名とも言えるでしょう。現在では、特に豆類を発芽させたものの総称を「もやし」と呼びます

もやしの歴史は?

中近東からイラク付近、中国を経て日本に渡ったとされる説が有力です。日本では平安初期にかかれた「本草和名」に「毛也之(モヤシ)」として登場することから、当初は薬草として利用されていたことがわかります。江戸時代中期まで長く薬草として使われていたもやしは、1850年ごろに食用とされるようになり、長崎から江戸に入りました。その頃は将軍に献上されるほどの珍味だったと言います。

明治時代には大都市で栽培されるようになり、その後1950年代には工業化が進み冷蔵庫が普及したことでもやしの需要も増え、全国で栽培がおこなわれるようになりました。

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今では庶民的なもやしが、昔は高貴な食べ物だったとは驚きだな。昭和40年代の味噌ラーメンブームで、もやしの認知度が高まりさらに普及したらしいぞ。確かに味噌ラーメンにもやしは欠かせないな。

もやしに含まれる主な栄養は?

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もやしは95%が水分で、ヒョロヒョロとした印象からか栄養のない野菜と思われることも多いです。しかしもやしは発芽する過程で細胞分裂するので、豆の状態よりもビタミンやミネラルが増えているんですよ。ここではもやしの栄養素について詳しくみていきましょう。

1.浮腫みを改善するカリウム

カリウムはナトリウムを排出する働きがあるため、塩分摂取量が多い現代人が積極的に摂りたい栄養素です。また、体液のphバランスを保つ機能があり、不足すると脱力、食欲不振、メンタルのバランスを崩す、不正脈などの不調につながる恐れも。

緑豆もやしには100gあたり69mgのカリウムが含まれます。不足しがちなカリウムを手軽に取り入れられますね。

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