
白菜のおいしい時期はいつ?選び方や種類も元管理栄養士がわかりやすく解説
新鮮な白菜の見分け方と選び方のコツは?

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いざ白菜を買うときに、どんなところに気を付けて見ると新鮮でおいしい白菜と分かるのでしょうか?また、ひと玉丸ごとで購入する場合と、カットされた白菜を購入する場合、どんな違いやコツがあるのか見ていきましょう。
1.まずは手にとってみましょう
新鮮な白菜は水分がしっかりと含まれているので、手にとってみてずっしりと重いものが新鮮です。また、芯の部分が500円玉くらいの大きさのものが良いとされていますよ。カットされた白菜であれば、カットされた断面がみずみずしく、白いものが良いでしょう。
白菜はカットされた後も成長を続けています。白菜の成長は一番内側の芯の部分となりますので、断面を見たときに芯から中央くらいが盛り上がっているものはカットされてから時間が経っているものとなるので避けた方が良いでしょう。カットされた断面はなるべく平面で変色などもしていないことが新鮮な白菜の証拠となりますよ。
2.葉を観察してみよう
丸ごとの白菜の場合は、葉の色は一番外側がしっかりとした緑色で外側以外は淡い緑色で茎の部分は白く、左右対称に広がっているものが良いでしょう。カットされている白菜は中の葉先は白いよりも黄色い方がおすすめです。よく黒い斑点が付いている場合もあり、この黒い斑点はポリフェノールなので食べても問題はありませんが、なるべく斑点がないものを選んでみましょう。
3.葉と葉の隙間を見てみましょう。
白菜は冬の寒さに耐えられるように葉と葉をしっかりと巻いて糖分を蓄えていきます。カットされている白菜については、葉と葉の間に隙間がなく上の方までしっかりと巻いているものを選びましょう。また、肥料が多いと葉の色が濃くなる傾向があるので、外側の葉は色が濃すぎないものを選ぶことがおすすめです。
食卓にお馴染みの白菜を上手に活用してみよう!
よく目にする白菜ですが、おいしい時期や種類もいろいろあることが分かりましたね。今では白菜をいろいろな大きさにカットした冷凍白菜もスーパーで見られるようになりました。ひと玉丸ごとの白菜も、カットされた白菜も新鮮で使いやすいものを上手に選べば、これからの「旬」の季節に長く日々の献立に活用することができますね。