この記事では伝言メモと留守番電話の違いについてみていきます。どちらも着信を受けられない場合に相手の用件を録音する機能ですが、具体的にどこが違うのか知らないという人も多いんじゃないか?今回は伝言メモ・留守番電話のそれぞれのメリットデメリットを理解して使い分ける方法を、元大手携帯キャリア勤務のライターと一緒に解説していきます。

ライター/きいろのき

元大手携帯キャリアの電話サポートで働いていた。ガラケーやスマートフォンの操作に詳しい。わかりやすく説明することが得意。

伝言メモと留守番電話の違いは?

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伝言メモと留守番電話の違いは何なのか。両方搭載されているスマートフォンを利用していても、違いについては意外と知らない方が多いのではないでしょうか?それぞれの主な違いについて解説してきます。

伝言メモ:相手のメッセージを本体に保存する機能

伝言メモは、相手のメッセージを本体に保存する機能です。本体保存のため、いつでも再生や消去が可能。対応端末は限られていますが、主にAndroidのスマートフォンに搭載されています。

留守番電話:相手のメッセージを留守番電話サービスセンターに保存する機能

留守番電話とは、相手のメッセージを留守番電話サービスセンターに保存する機能です。全機種対応していますが、各携帯キャリアで保存件数、録音時間、保存期間が異なります。

       保存件数   録音時間    保存期間
ドコモ    最大20件   最長3分   72時間(3日間)
au      最大99件   最長3分   1週間
ソフトバンク 最大30件   最長3分   72時間(3日間)
楽天モバイル 最大100件    最大3分   1週間

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どちらがいいの?伝言メモと留守番電話のメリットデメリット

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違いを見ると「保存先だけなら、どちらも良いのでは?」と感じますよね。ここからは、それぞれの細かい違いやメリットデメリットについて解説していきます。

伝言メモのメリット

伝言メモのメリットは、無料で利用できるということです。また、保存期間も決まっていないので、いつまでもメッセージを残すことができます。例えば、離れて住んでいるお子さんやお孫さんのメッセージを、いつでもどこでも聞く事ができるのが最大のメリットではないでしょうか。

伝言メモのデメリット

伝言メモのデメリットは、搭載している機種が限られていること。iPhoneを使っている方は利用できません。また、本体の容量に空きがないためメッセージが録音できないといったケースもよくあります。

理由は、本体に伝言メモ専用の保存場所が用意されていないためです。自分でメッセージを削除しない場合、いつまでも残ってしまいます。私が電話サポートで働いている時、よくこのトラブルで悩まれている方がいらっしゃいました。空き容量には十分注意が必要です。

逆に言えば、空き容量さえあればいつでもメッセージの確認が可能なので、「料金を抑えたい」と思われる場合は伝言メモがおすすめですよ。

留守番電話のメリット

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留守番電話のメリットは、本体の容量を使わないことですね。またiPhoneを含め、全機種で利用ができ、自分のスマートフォン以外の電話からでもメッセージを聞くことができます。

理由は携帯キャリア会社の留守番電話サービスセンターに保存するためですね。メッセージが録音された場合お知らせが届き、留守番電話専用の特殊な番号に発信するとメッセージが流れる仕組みです。つまり、スマートフォンのアプリや写真を最大容量まで保存している、という方には留守番電話がおすすめですね。

留守番電話のデメリット

留守番電話のデメリットは、録音されたメッセージを聞くのに通話料がかかる事です。また、携帯キャリアによっては月額料金がかかる場合もあります。自分が利用している携帯キャリア会社に確認してみるのがおすすめです。

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大手キャリアの月額使用料(2022年10月現在)
・ドコモ:月額330円(税込)
・au:月額330円(税込)
・ソフトバンク:無料
・楽天モバイル:無料

メリット・デメリットを理解して、伝言メモと留守番電話を使い分けよう

この記事では伝言メモと留守番電話の違いとメリットデメリットについて解説してきました。伝言メモは無料で利用ができますが、本体に空き容量がないと録音ができないという特徴があります。対して留守番電話はメッセージの確認に通話料金がかかる、携帯キャリアによっては月額料金がかかることが特徴ですね。それぞれの特徴を理解して使い分けましょう。

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3分でわかる!伝言メモと留守番電話の違いとは?メリットやデメリットも元大手携帯キャリア勤務のライターがわかりやすく解説

この記事では伝言メモと留守番電話の違いについてみていきます。どちらも着信を受けられない場合に相手の用件を録音する機能ですが、具体的にどこが違うのか知らないという人も多いんじゃないか?今回は伝言メモ・留守番電話のそれぞれのメリットデメリットを理解して使い分ける方法を、元大手携帯キャリア勤務のライターと一緒に解説していきます。

ライター/きいろのき

元大手携帯キャリアの電話サポートで働いていた。ガラケーやスマートフォンの操作に詳しい。わかりやすく説明することが得意。

伝言メモと留守番電話の違いは?

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伝言メモと留守番電話の違いは何なのか。両方搭載されているスマートフォンを利用していても、違いについては意外と知らない方が多いのではないでしょうか?それぞれの主な違いについて解説してきます。

伝言メモ:相手のメッセージを本体に保存する機能

伝言メモは、相手のメッセージを本体に保存する機能です。本体保存のため、いつでも再生や消去が可能。対応端末は限られていますが、主にAndroidのスマートフォンに搭載されています。

留守番電話:相手のメッセージを留守番電話サービスセンターに保存する機能

留守番電話とは、相手のメッセージを留守番電話サービスセンターに保存する機能です。全機種対応していますが、各携帯キャリアで保存件数、録音時間、保存期間が異なります。

       保存件数   録音時間    保存期間
ドコモ    最大20件   最長3分   72時間(3日間)
au      最大99件   最長3分   1週間
ソフトバンク 最大30件   最長3分   72時間(3日間)
楽天モバイル 最大100件    最大3分   1週間

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