
お米を簡単においしく炊く方法は?米の保存は冷蔵庫がおすすめ? 炊いたご飯の日持ちの目安も管理栄養士が分かりやすくわかりやすく解説

今回は米を簡単においしく炊く方法や米の保存方法について管理栄養士のミサキと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ミサキ
給食施設で働く現役管理栄養士。おいしい食事とおやつを食べることが生きがい。主食はもっぱら米派。朝食のご飯は欠かせない。
おいしい米を炊くための米とぎの方法

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お米を炊く時に大切なのが、お米のとぎ方。米は優しくサッととぐのがポイントです。お米の表面にはぬかや汚れが付いています。時間をかけてとぐとぬかの臭みが米に移ってしまっておいしく炊けません。また、力を入れてといでしまうと米が割れてしまいます。米をつかんだり押し付けたりするのはやめましょう。
さらに、とぐときの水分量も大切となります。水がほとんど入っていない状態でとぐのが正解です。多い水の中で米をかき回してもうまくとげません。少ない水分量で米同士がぶつかり合うことでぬかを落とすことができます。
加えて大切なのが、とぐ回数です。水がきれいに透明になるまでとぐと栄養も抜けてしまいます。3回くらいとげば十分でしょう。
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炊飯器でご飯を炊く方が多いと思いますが、土鍋や電子レンジで炊くこともできます。炊飯器が壊れたときや、土鍋でご飯を炊くことにチャレンジするときに試してみるのも良いですね。
お米は炊く前に水分を十分に吸わせることで、芯までふっくらおいしく炊けます。夏場で30分、冬場は1時間ほど置いてから炊くようにしましょう。長く水につけすぎでも米がもろくなりおいしさが減ってしまうので注意が必要です。新米の場合は水分を多く含んでいるので、やや水分を控えめにすると良いでしょう。
1.炊飯器
炊飯器は自動で簡単においしく炊けるので家族がいる方は特に必須アイテムですよね。ご飯を炊いた後のむらし時間が終了したら、お知らせしてくれる炊飯器がほとんどです。炊けたらふたを開けて、ふたに付いた水蒸気をふき取りましょう。ご飯の上に水が落ちるとべたつく原因になります。
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