言葉雑学

cowとcattleの違いとは?calfとoxって何?使い方や例文も雑学好き現役大学院生がわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事ではcowとcattleの違いについてみていくぞ。「牛」といっても、英語ではいくつか表現方法がある。中でも、cowとcattleが最も代表的だろう。どちらも「牛」と訳すことができるが、どのような違いがあるのだろうか。また、英文ではどのように使われるのだろうか。
今回はそんなcowとcattleの違いについて例文を挙げながら、雑学好き現役大学院生ライターのききと一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/きき

植物について研究している現役大学院生。生物や植物だけでなく、言語や旅行、文化などあらゆるジャンルにも興味がある。誰もが面白い・分かりやすいと思ってくれるようなライターを目指している。

cowとcattleとは?

英語を学ぶ時に、序盤で登場する英単語の1つ「cow」。日本語で「牛」という意味を持ちますね。一方、牛を表す別の英単語として「cattle」があります。あまり聞き慣れないかもしれませんが、こちらも牛に関わる言葉です。そんなcowとcattleにはどのような違いがあるのでしょうか。

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cowとcattleの違いについてみていこう。

cowとcattleの違いとは?

image by iStockphoto

cowとcattleはどちらも家畜の「牛」に関係する英単語ですが、実は細かい意味の違いがあるのです。家畜の牛と言っても、乳牛や肉牛、雄牛や雌牛など、様々な種類がありますよね。結論から言うと、cowはある特定の牛のことを指すのに対して、cattleはより広範囲の牛のことを指すのです。

これを念頭に置いて、ここから両者の違いについて詳しくみていきましょう。

cow:乳牛のこと

牛の英語と言えば、「cow」を思い浮かべる方が多いでしょう。このcowとは、特に子牛を産んだ雌牛のこと、つまり乳牛を指します。牛は1歳過ぎると妊娠させられ、出産後に乳を出すように。この乳が、私たちの食生活に欠かせない牛乳なのです。ちなみに、cowは可算名詞なので、語尾に「s」を付けることや、先頭に「a」を付けることができます

このように、cowとは、乳を出す雌牛を表す時に使われるのです。

cattle:畜産動物としての全ての牛のこと

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cowは牛乳を出す雌牛である乳牛のことを指しましたね。一方、cattleとは、畜産動物としての、全ての牛のことを指します。つまり、性別や出産経験、牛乳用なのか食肉用なのか関係なく、人間が管理する全ての牛のことです。また、cattleは集合名詞なので、語尾に「s」を付けることや、先頭に「a」を付けることができません

このように、cattleはより広範囲な牛のことを指すのです。

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ちなみに、子牛は英語で「calf」、出産を経験していない雌牛は「heifer」、去勢していない雄牛を「ox」と呼ぶぞ。

cowとcattleの例文とは?

ここまで、cowとcattleの違いについて解説しました。ここで学んだ意味の違いを生かしながら、いくつか例文を挙げていきます。適切な使い方をすることで、相手に正しい情報を伝えることができるので、しっかりと覚えておきましょう。

cowを使った例文

cowとは、出産を経験し、私たちが摂取する牛乳を出す雌牛(乳牛)のことを指すのでしたね。ここでは、cowを使った例文を2つ挙げます。牛について扱う英文などを読んだり書いたりするときに、ここでの例文を思い出してみてくださいね。

例文1:We went to a farm and saw the cows being milked
(訳:私たちは牧場に行き、乳牛の乳搾りを見学しました。)

この例文で登場するcowは乳牛のことでしたね。cowは可算名詞なので、複数いたことを表すために、語尾に「s」を付けることを忘れずに。さらに、「乳しぼり」とは英語で「to milk」と言います。ここでは、乳しぼりさせられているのは牧場にいる乳牛たちであることを表すために、受動態の「being milked」としているのです。

例文2:I saw a cow running through the street.
(訳:牛が通りを走っているのを見た。)

この例文から、乳牛が脱走したのではないかと推測できます。かなり珍しい状況ですね。ここでも、cowは可算名詞なので、「a」を付けることができます。「a」があることから、走っていたのは1頭の牛であることがわかりますね。

cattleを使った例文

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cattleとは家畜として扱われる全ての牛のことを指すのでした。そんなcattleはどのように使われるのでしょうか。ここでも、cattleを使った例文を2つご紹介します。これらの例文を参考にしながら、ぜひcattleの正しい使い方を身に付けてくださいね。

例文1:He raises 2000 head of dairy cattle.
(訳:彼は2000頭の乳牛を飼育している。)

cattleは複数形にできないので、この例文のように「~head of cattle」と表現します。「dairy cattle」は乳牛を意味し、単純にcowと言い換えても、dairy cowと言い換えることが可能です。ちなみに、肉用牛のことは「beef cattle」輓牛(ひきうし)のことは「draft cattle」と言います。

\次のページで「cowは乳牛のこと、cattleは家畜としての牛全般のこと」を解説!/

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