美味しいドラゴンフルーツの見分け方は?国産と輸入で旬の時期が違う?産地や品種も果物大好きパティシエが詳しくわかりやすく解説
美味しいドラゴンフルーツの見分け方
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店頭に並ぶドラゴンフルーツは鮮やかな見た目に惑わされがちですが、生産地や輸入方法によって、熟し具合や鮮度はさまざま。もちろん、完熟度合いや鮮度は美味しさに直結します。しかし、沖縄県など生産地でもない限り、日本の多くの地域ではあまり馴染みの無い果物なので、そもそも選び方について考えることは少ないかもしれません。
ここでは、美味しいドラゴンフルーツはどんな状態なのか、詳しく学んでいきましょう。
良いドラゴンフルーツって?
ドラゴンフルーツは追熟しないため、店頭ですでに熟しているものを選びましょう。出来れば、樹上で完全に熟してから収穫されるものがベスト。完熟の果実は日持ちしないので、美味しさを追求するなら、未熟な状態で収穫されることの多い輸入品や、都市部のスーパーで買い求めるよりも、生産地で食べるか産地直送がおすすめです。品種や生産方法などの表示があれば、味わいへの信頼性もさらに高いですね。
しかし、なかなか生産地で食べるのは難しいですよね。ふとした時に手軽に購入する場合でも、新鮮で良いドラゴンフルーツを見分けるポイントを挙げてみましょう。
・果皮全体が鮮やかな色に色づいている
・果皮にハリがある
・ふっくらとした丸みのある形
・小さいものより、大きいもののほうが良い
・持った時にずっしり重たい
・ヒダの幅が広く、短いもの
・ヒダがピンとしている
どれも同じように見えても、しっかり観察すると、美味しいドラゴンフルーツを見分けることが出来ますね!しかし、ドラゴンフルーツの完熟具合は見た目で判断しづらいため、熟し具合が分からない場合は、より新鮮なものを選ぶと正解です。
また、ずっしりとした重みのあるドラゴンフルーツは果汁がたくさん含まれていてジューシーですよ。もし、店頭で触ることが出来るようなら、持ってみて確認しましょう。
こんなドラゴンフルーツは避けよう
反対にどんなドラゴンフルーツは新鮮さに欠け、避けたが良いのでしょうか?まず、店頭に置いてある中で比較して小さい個体は避けましょう。同じ種類のドラゴンフルーツなら、大きい方が美味しいです。また、形が球体でない、いびつなものも良くないですよ。新鮮さを見るなら、果皮やヒダのハリがポイント。果皮やヒダがしなびているものは鮮度が良くない証拠です。
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