MBRとGPTの違いは5つある?特徴や変換方法も元システム運用ライターがわかりやすく解説
MRBとGPTは、どちらもパソコンの電源を入れたときに、一番最初に読み込まれる領域のことです。
役割が被っていて、一見するとその違いが分からず混乱してしまう人も多いでしょう。しかし、MBRとGPTには明確な違いが存在する。
この記事では、この2つの違いと、その特徴や変換方法について、元システム運用者の塚谷と一緒に解説していきます。
ライター/ツカヤ
10年程システム運用に従事していたWebライター。映画、小説、筋トレと趣味多数を持つおじさんです。
MBRとGPTとは?
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MBRとGPTがどのようなものかご存知でしょうか?ハードディスクなどストレージの先頭セクタのことで、ブートローダやパーティションテーブルなどが記録されています。制御プログラムによってブートローダが起動されるのですが、ITに詳しくないとなかなかイメージが湧かないですよね。なのでざっくりと説明します。
MBRとGPTとは、パーティション方式の種類のことであり、パソコンに電源が入れられたとき、1番最初に読み込まれる場所のことです。
とてもざっくりとした説明になってしまいましたが、先程よりはイメージが湧いたのではないでしょうか? 以降の記事ではもう少し専門的な言葉を交えながら、出来るだけ分かりやすくMBRとGPTについて説明していきます。
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MBR:パソコンの起動に必要
MBRとはマスターブートレコードの略語です。ハードディスクなどのストレージ(外部記憶装置)の1番先頭に存在し、OS起動に必要なプログラムや情報を記録した小さな領域のこと。BIOSを使ったパソコンの電源を入れたとき、最初に読み込まれます。
ストレージは、内部をパーティションと呼ばれるエリアに分割しており、その中の1つに、OSの起動情報を持ったものが。BMRはパーティションの外に存在し、OSの起動情報が入ったパーティションを覚えていてくれるんです。
電源を入れたとき、まず最初にMBRを読み込む理由がこれ。MBRに問題が発生すると、OSを起動できなくなるためパソコンが使えなくなってしまいます。地味ですが、とても重要な存在なんです。
GPT:MBRの後継者的な存在
GPTとはGUIDパーティションテーブルの略語です。主な役割はMBRと同じ。パソコンの電源を入れたときに、1番最小に読み込まれるOS起動情報を記録した領域。UEFIというBIOSに変わる制御プログラムに対応した、MBRの後継者的な存在です。
MBRとGPTの違いとは?
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MBRとGPTがどちらもOSを起動するための存在であることが分かりました。この章では、よく似た2つの違いについて見ていこうと思います。「MBRとGPTって結局なにが違うの?」という疑問から解放されましょう。
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