
プルダウンとドロップダウンの違いはほとんどない?特徴から類義語までIT雑学ライターが詳しくわかりやすく解説


解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/れおな=007
一般企業に勤務する傍ら執筆活動を続けるwebライター。得意分野はITはもとより、言葉の意味をはじめとする雑学など多岐に及ぶ。趣味でIT関連の学習をしており、学んだ内容をもとに本記事を執筆していく。
プルダウンとドロップダウンの意味は?
プルダウンとドロップダウンの意味はどのようなものでしょうか。両者の違いについて解説する前に、本項ではそれぞれの意味を簡単に確認しましょう。
プルダウン:下に引っ張る
プルダウンという言葉は英語で「pull down」という表記になり、意味は直訳通り「下に引っ張る」です。インターネット用語としては、メニューやリストという言葉とともに使われます。
ドロップダウン:下に落とす
ドロップダウンという言葉は英語で「drop down」という表記になり、こちらも直訳通り「下に落とす」という意味です。またインターネット上ではプルダウン同様に、メニューやリストの種類の1つを指します。
プルダウンとドロップダウンの違いは?
プルダウンとドロップダウンという言葉は、本当に別の意味の言葉でしょうか。本項では言葉の違いや使い分けについて解説していきます。
1.違いはほとんどない
プルダウンとドロップダウンという言葉には、違いはほとんど見られません。どちらもメニューやリストの種類を指していますが、機能や見た目の特徴において明確な違いはないでしょう。また表計算ソフトやWEBブラウザ、どちらでどちらの言葉を使うというルールも決まっていません。
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2.OSやサービスで用語としての採用が分かれる
プルダウンとドロップダウンというメニューの形式を指す言葉は、各企業によって用語としての採用が分かれています。GoogleやYahooのサービス内ではプルダウンという記述が見られ、Microsoftの公式ホームページではドロップダウンという記載です。そのためブログや学習サイトなどでも記述が分かれ、中には括弧を使って両方が記述されている例もあります。
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例えばExcelの機能に関してMicrosoftの公式で調べようとすると、プルダウンの記述は全てドロップダウンと記載される。もちろんExcel内のヘルプでも同様の現象が起こるぞ。
プルダウンやドロップダウンを使うメリットは?
プルダウンやドロップダウンを使うことで、WEBサイトや表計算ソフトなどの中でどのようなメリットが生まれるでしょうか。本項ではこれらの機能のメリットについて、詳しく解説していきます。
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