3分でわかる裏千家と表千家の違い!初心者にはどっちがおすすめ?歴史や作法も主婦ライターが詳しくわかりやすく解説
2つとも茶道の流派なのですが、聞いたことはあってもどんなものかなかなかイメージしづらいよな。茶道には500以上の流派があると言われていて、その中でも裏千家と表千家は代表的な流派として知られているんです。
今回は、そんな裏千家と表千家の歴史や作法の違いを茶道経験者の主婦ライターえぬともと一緒に解説していきます。
ライター/えぬとも
文学好きな主婦ライター。大学時代は日本文学を専攻しつつ、日本語学や日本美術史など幅広く学ぶ。茶道を習っていた経験を生かして、違いをわかりやすく解説していく。
表千家と裏千家とは?
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日本の伝統文化である「茶道」。一口に茶道といってもたくさんの流派があるのをご存じでしょうか。その中でも、裏千家(うらせんけ)と表千家(おもてせんけ)、それに武者小路千家(むしゃのこうじせんけ)を合わせた3つの流派は「三千家」と呼ばれ、茶道の代表的な流派として知られています。まずは、それぞれの特徴について見ていきましょう。
裏千家:時代に即した茶道
裏千家は、時代に合わせて柔軟に変化するのが特徴の流派です。一般の人々や海外からの来訪者も受け入れやすいような形に変化しています。
また、裏千家は出版物の刊行や学校教育への導入など、茶道の普及にも力を入れてきました。最も人口が多く、学校の部活動などでも取り入れられている流派なので、経験したことがあるという人も多いのではないでしょうか。
表千家:伝統を重んじる茶道
表千家は、伝統を重んじ古くからの作法を忠実に守っているのが特徴の流派です。「わび」「さび」の心を大切にしており、そのため道具や作法も質素なものとなっています。表千家の人口は裏千家の約半分と言われており、裏千家と比べると触れる機会は少ないかもしれません。
武者小路千家って何?
武者小路千家は、裏千家・表千家と合わせて「三千家」と呼ばれる、茶道の代表的な流派の一つです。一翁宗守(いちおうそうしゅ)が茶室「官休庵(かんきゅうあん)」を開いたことから始まりました。官休庵が京都市上京区武者小路通にあったことが、武者小路千家の名前の由来。
無駄のない合理的な所作を重視し、茶室も他の流派と比べると簡素であることが特徴です。
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