
3分で分かる履くと穿くの違い!スカートやパンツは?靴やジーンズは?どちらも使えるものも含めて文学部卒ライターが詳しくわかりやすく解説

ライター/海辺のつばくろ
ジーンズにサンダルで出かけようとした時、どちらの「はく」を使ったらよいのか疑問に思ったライター。
「履く」と「穿く」は足の部分に関係した言葉
「履く」と「穿く」は、足元に近い部分や足全体に、ボトムスに着用したり、肌着や靴などを身につけたりする際に使うイメージがありますね。具体的な違いが分かりにくく、両者を混同していたり、自分が使いやすいほうを使い続けたりしている方も見られます。
「履く」の基礎知識:「履」の字義とは?

image by iStockphoto
「履」という字を使った熟語といえば、「履歴書」を目にしたことがあるでしょう。この場合の「履」は、(着実に踏みしめるように)実行するということ。自分が着実に行ってきたことを記入している書類といった意味で使われますね。
「履」は「踏みしめるように」といったところから歩くことが連想でき、靴に関係した言葉としてイメージしやすいのではないでしょうか。今ではあまり読まれませんが、「履」は貴族の装束などのくつを表したこともあったようです。
「履」:音読み「リ」・訓読み「は-く」「くつ」「ふ-む」
1.一歩一歩踏みしめる。着実に行う「履行・履修・履践・履歴」
2.はきもの。くつ。「草履・幣履・木履」
出典:goo辞典「履」の解説 小学館 大辞泉
\次のページで「履く:足に装着する場合に使う」を解説!/