
マンゴーの食べ頃はいつ?国産ブランド・輸入の旬や産地、品種の特徴も果物大好きパティシエが詳しくわかりやすく解説
食べ頃のサイン
未熟なマンゴーは酸っぱいので、ぜひ完熟してから食べたいですね。特に、輸入のマンゴーは輸送に時間がかかるため、未熟な状態で収穫し、追熟状態にばらつきがある場合が多いです。そのため、自分の目で完熟を見極める必要があります。以下に、熟した食べごろのマンゴーの特徴を挙げました。
・完熟の色(品種によって黄色や赤色)に色づいている
・甘い香りが強くなる
・少し弾力が出て、柔らかくなる
・果皮に蜜が染みている、べたついている
果皮の緑色のキーツマンゴーは、色の変化で完熟が分かりづらいため、香りと弾力で判断しましょう。上記のように、完熟状態は柔らかさを触ってみると分かりやすいですが、熟したマンゴーは強く押すと傷みの原因になるので、取り扱いは丁寧に。まだ完熟前の硬いマンゴーは、常温で追熟させましょう。
世界中に多くの品種があるマンゴー!美味しいマンゴーを食べ比べてみよう!
長い歴史で愛されてきたマンゴーは、世界中に500種類ほどあると言われています。国産に代表されるアーウィン種のアップルマンゴーやペリカンマンゴー、キーツマンゴーなど、産地も色も大きさも、同じマンゴーながらにその見た目は様々。食感や風味ももちろん異なりますよ。私たちが住む日本には、国産もあれば様々な地域からの輸入も集まってきます。ぜひ美味しい果実を自分の目で見極めて、風味豊かなマンゴーを食べ比べてみましょう。