2040年問題を抱える「団塊ジュニア」とは?年齢や人口・世代の特徴などを行政書士試験合格ライターがわかりやすく解説
2.ゆとり世代
1987(昭和62)年から2004(平成16)年頃までに生まれた世代を「ゆとり世代」といいます。「ゆとり世代」は「ゆとり教育」を受けた世代です。かつての日本の教育は、「詰め込み教育」呼ばれるほどカリキュラムが多く、授業についていけない児童や生徒が続出しました。学力の差を是正するために、児童や生徒の負担を軽減したのが「ゆとり教育」です。
しかし、ゆとり教育による学力の低下が指摘されています。また、ゆとり教育で個性を大事にした結果、ゆとり世代は競争を好まない人が多いという評価を得るようになりました。さらに、合理性や効率性を重視するのもゆとり世代の特徴といえます。
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3.Z世代
「Z(ゼット)世代」とは、1990年代中盤から2010(平成22)年頃までに生まれた世代です。アメリカなどでは、1960年代から70年代半ばまでを「Xジェネレーション」(X世代)、70年代半ばから1990年代前半までを「Yジェネレーション」(Y世代)と呼んでいました。「Z世代」は、それらに続くものです。
Z世代は、子供の頃からデジタル機器やSNSが身近な環境にありました。それらを巧みに操るのがZ世代の特徴です。また、日本のZ世代は、幼少期にリーマンショックや東日本大震災を経験しました、そのため、Z世代は若くして現実的な考えを持ち、社会問題に関心を持つ人が多いといわれます。
労働者人口の減少
2040年には、団塊ジュニアの世代が66〜69歳となります。言い換えれば、団塊ジュニア世代全員が高齢者に分類されるようになるのです。国立社会保障・人口問題研究所が2017(平成29)年に推計した将来人口推計によると、日本で近い将来に急激な人口変動が起きると予測されました。
報告書では、日本の人口は2040年までに約1億1000万人にまで減少。さらに、2025年から2040年までのわずか15年の間に、20歳から64歳までの人口がおよそ1000万人も減少すると予測されています。つまり、このままでは2040年を境に、日本の労働力が著しく低下するのです。
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