東海道新幹線が停車する名古屋駅。
この駅の新幹線改札が「北口」と「南口」に分かれているんですが、何がどう違うんでしょうな。
今回はプライベートでも名古屋を頻繁に訪れるというライターのおおつけと一緒に解説していきます。

ライター/おおつけ

現役システムエンジニア兼ライター。前職は貿易商社の営業マン。知らない言葉は徹底的に調べるクセがあり、独自の単語帳を作っている。日々たくわえた広い知識を、わかりやすく紹介していく。

名古屋駅の新幹線改札は2か所

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名古屋駅の新幹線改札は「北口」と「南口」の2か所があります。どちらも太閤通口という駅出入口の付近にあるのですが、この2か所の違いはなんなのでしょうか。ここでは「北口」と「南口」の違いを解説していきます。

北口:バス乗り場が近い

「北口」から近い目印というと「ゆりの噴水」というモニュメント。「ゆりの噴水」は地元の人たちの待ち合わせ場所になっているだけでなく、高速バス会社の集合場所にもなっています。実際に「北口」はJRハイウェイバスなどの、高速バス乗り場に近いです。他には公衆喫煙所や交番なども付近にあります。

南口:タクシー乗り場が近い

「南口」は出てすぐの所にタクシー乗り場があるので、急ぎで移動しなければならない場合などに最適です。また「エスカ」や「美味いもん通り」と言った地下飲食店街に近く、新幹線乗車前や降車後の食事や休憩がしやすくなっています。また私鉄のあおなみ線への乗り換えにも便利です。

\次のページで「乗り換えや集合に便利なのはどっち?」を解説!/

乗り換えや集合に便利なのはどっち?

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名古屋駅の新幹線改札に「北口」と「南口」があり、それぞれ近場のスポットが異なることはおわかりいただけたと思います。そこで気になってくるのは乗り換え時間の差異や、メジャーな集合場所までの移動時間ですよね。ここでは乗り換えのしやすさや、集合場所への移動しやすさという観点から解説していきます。

乗り換え時間はほぼ同じ

「北口」と「南口」は名古屋駅の中央コンコースを挟んで向かい合っています。つまりはコンコースを横断すればそれぞれの出口にすぐ向かえるんです。コンコースの幅は30メートル。どちらの出口から出ても、在来線や私鉄への乗り換え時間はほぼ変わらないということになります。

有名な待ち合わせ場所からの距離は同じ

新幹線改札のある太閤通口の待ち合わせ場所として有名な「銀時計」。これについては「北口」と「南口」の中間にあるため、距離は変わりません。初めて新幹線で名古屋駅に来た方でも迷わず集合することができるはずです。

新幹線の各号車から近いのは?

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新幹線の車両には1号車などの号車が存在しますね。ここではどの号車を利用したときに、「北口」と「南口」が近くなるのか解説していきます。急いで乗り換える必要があるときの参考にしてください。

のぼりかくだりかで異なる

ここでは16両編成の例で説明していきます。のぼり(東京方面行)の場合、北が1号車で南が16号車です。つまり1~8号車に乗車しているなら「北口」が、9~16号車に乗車しているなら「南口」が近くなります。

逆にくだり(大阪方面行)の場合、北が16号車で南が1号車です。つまり1~8号車に乗車しているなら「南口」が、9~16号車に乗車しているなら「北口」が近くなります。

\次のページで「どちらから出てもそこまで違いはない」を解説!/

どちらから出てもそこまで違いはない

もし出口を誤ってしまっても大丈夫です。さきほど説明した通り「北口」と「南口」はコンコースを挟んで向かい合わせに設置されており、距離も遠くありません。もしお迎えの人を待たせていても、反対側の出口に出たことを連絡すればすぐに合流できます。

北口はバス、南口はタクシー

ここまで新幹線名古屋駅の「北口」と「南口」について解説してきました。なんとなく構内のイメージができたのではないでしょうか。「北口」から出ても「南口」が、「南口」から出ても「北口」が目視できる程度の距離なので、急ぎでない限り基本的にどちらで降りても問題はありません。

ちなみに新幹線名古屋駅と言えば、ホームにある立ち食い「きしめん」のお店が有名です。新幹線に乗降車する際の軽食として、つるっと啜ってみてはいかがでしょうか。

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暮らし雑学

3分でわかる新幹線名古屋駅の「北口」と「南口」の違い!各出口の特徴も名古屋好きライターがわかりやすく解説

乗り換えや集合に便利なのはどっち?

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名古屋駅の新幹線改札に「北口」と「南口」があり、それぞれ近場のスポットが異なることはおわかりいただけたと思います。そこで気になってくるのは乗り換え時間の差異や、メジャーな集合場所までの移動時間ですよね。ここでは乗り換えのしやすさや、集合場所への移動しやすさという観点から解説していきます。

乗り換え時間はほぼ同じ

「北口」と「南口」は名古屋駅の中央コンコースを挟んで向かい合っています。つまりはコンコースを横断すればそれぞれの出口にすぐ向かえるんです。コンコースの幅は30メートル。どちらの出口から出ても、在来線や私鉄への乗り換え時間はほぼ変わらないということになります。

有名な待ち合わせ場所からの距離は同じ

新幹線改札のある太閤通口の待ち合わせ場所として有名な「銀時計」。これについては「北口」と「南口」の中間にあるため、距離は変わりません。初めて新幹線で名古屋駅に来た方でも迷わず集合することができるはずです。

新幹線の各号車から近いのは?

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新幹線の車両には1号車などの号車が存在しますね。ここではどの号車を利用したときに、「北口」と「南口」が近くなるのか解説していきます。急いで乗り換える必要があるときの参考にしてください。

のぼりかくだりかで異なる

ここでは16両編成の例で説明していきます。のぼり(東京方面行)の場合、北が1号車で南が16号車です。つまり1~8号車に乗車しているなら「北口」が、9~16号車に乗車しているなら「南口」が近くなります。

逆にくだり(大阪方面行)の場合、北が16号車で南が1号車です。つまり1~8号車に乗車しているなら「南口」が、9~16号車に乗車しているなら「北口」が近くなります。

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