マンゴーの栄養と効能って?カロリーは高いの?長い歴史や由来、かぶれの原因も果物大好きパティシエが詳しくわかりやすく解説
世界とマンゴーの関わり
日本では、マンゴーが一般的なフルーツとして定着し始めたのは最近こと。しかし、世界では、ブドウ・バナナ・オレンジ・リンゴに次ぐ生産量があり、チェリモア・マンゴスチンと並んで世界三大美果と言われている非常にポピュラーな果物なのです。
また、マンゴーは意外にも、世界の宗教と強い結びつきがあります。原産地インドで生まれた仏教では、お釈迦様が悟りを開いたのはマンゴーの木の下という伝説があり、マンゴーは「聖なる樹」と位置付けられているのです。ヒンドゥー教ではマンゴーは万物の神「プラジャーパティ」の化身と言われ、果実や枝葉が儀式に使われるのだそう。
日本の昔話や歴史に出てくる果物は「桃」や「柿」などが多く、マンゴーは馴染みが無いですが…世界と日本の違いに驚きますね!
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マンゴーの栄養と効能
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マンゴーに含まれる栄養素で特徴的なものが、βカロテン(ビタミンA)が多いことです。その含有量は、同じオレンジ色の果物であるビワの2倍、柿の15倍、果物の中でもトップクラスなのだとか。特に、果実が未熟な状態だとビタミンCが多く、果実が熟すほどにβカロテンの含有量は増加すると言われています。その他には、ビタミンC・葉酸・食物繊維・カリウムなども豊富に含まれている体にいいフルーツです。
では、それぞれの栄養素の働きを詳しく解説していきましょう。
1.βカロテン(ビタミンA)・ビタミンC:美肌効果・老化防止・がん予防
マンゴーの黄色やオレンジ色の果肉には「βカロテン」が含まれています。βカロテンは強い抗酸化作用があり、老化防止やアンチエイジング・がん予防などに効果が期待できますよ。
さらに、βカロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変換されて使われます。ビタミンAは摂りすぎると過剰症が心配ですが、βカロテンの場合、ビタミンAを摂りすぎることはありません。ビタミンAは視力や粘膜・皮膚の健康維持に役立ちます。
また、同じく抗酸化作用を持つビタミンCも含まれていますね。「ビタミンC」は美容ビタミンとも呼ばれ、肌にハリと潤いを与えるコラーゲンの生成に欠かせません。メラニンの生成も抑制するので、シミ予防にも効果が期待できますよ。
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