3分でわかる!「創立」と「設立」の違いは?意味や使い方も文学好きライターが詳しくわかりやすく解説
創立:初めて事業を開始した日
会社を対象にした場合の「創立」とは、「初めて事業を開始した日」のことを意味します。そのため、新しく事業を始めるために会社を立ち上げた場合は「創立」を使うことができますが、すでに事業を始めている会社が新たに事業を始める場合や子会社を立ち上げるような場合には使用することはできません。
設立:会社や学校が登記した日
会社を対象にした場合の「設立」とは、「法人登記を行なった日」のことを意味します。登記は一般的に会社や学校を、社会に向けて法人であると示す重要な手続きであり、必ず行う必要があるものです。
そのため「創立」とは異なり、すでに事業を始めている会社が新たに事業を始める場合や子会社を立ち上げるような場合にも使用することが可能となります。
「創立」と「設立」の使い分け方
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ここまで、「創立」と「設立」の意味やその違いについて説明してきました。最後にそれぞれの単語の使い分けについてポイントをご紹介していきます。みなさんの職場や学校など、日常生活のあらゆる場面で役おに立てば嬉しいです。
ポイント1:単語が表す行為
創立は会社や学校などの組織を初めてつくる行為で、新しくつくった組織にしか使えません。一方、設立は会社や学校などの組織をつくる行為のため、組織の新規性は問われません。
ポイント2:適用される組織
創立は会社や学校、医療法人などのあらゆる組織に使うことができますが、子会社などの既存組織が新たに立ち上げた組織に使用することはできません。一方、設立は会社や学校、医療法人などのあらゆる組織に使うことができます。
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