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あんこは健康・美容にぴったりのスイーツ!栄養や特徴・注意点を管理栄養士が詳しくわかりやすく解説

1.生活習慣病予防とアンチエイジングのポリフェノール

あんこにはポリフェノールが多く含まれています。コーヒーや赤ワインに多いことで知られているポリフェノール。しかし、小豆にはコーヒーやワインより多くのポリフェノールが含まれると報告されています。

ポリフェノールの効果は、生活習慣病の予防改善やアンチエイジングです。血液をサラサラにして血糖値の上昇を抑える働きもします。また、ポリフェノールのもつ抗酸化作用が、活性酵素を抑える働きをしてシミやしわを作られにくくするようです。

さらに、野菜などに含まれるポリフェノールは加工過程で煮汁に溶けて減りますが、小豆の場合は多くが残ります。ポリフェノールは小豆の皮に多く含まれるため、ポリフェノールに着目すると粒あんがおすすめです。

2.日本人の健康に欠かせない鉄分

あんこには、ほうれん草の同量以上の鉄分が含まれています。鉄分は摂取するのが難しいことでも知られていて、日本人が不足しがちな栄養素の1つです。約3人に1人が鉄分不足と考えられています。

鉄分が不足すると貧血になって頭痛やめまいの原因になったり、身体に蓄えられている鉄分が減って体力低下を感じたり症状はさまざまです。女性は特に鉄分不足に陥りやすいですので、間食であんこの含まれているものを食べることで対策となります。つぶあんよりもこしあんに多く含まれているので、鉄分をとるならこしあんがおすすめです。

3.食物繊維で美肌効果

あんこに含まれる食物繊維は、便秘解消効果があります。便秘が原因で肌荒れにもつながるので、便秘解消による美肌効果も期待できるでしょう。肌荒れを防ぐビタミンB群も含まれています。

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あんこにはいろんな栄養が含まれているんだな。それにしても鉄分が豊富なことには驚きだ。小豆の皮よりも中の実に鉄分が多く含まれていることからこしあんのほうが鉄分豊富らしいぞ。

あんこを食べるときの注意点

健康や美容に良いあんこですが、注意点を見ていきましょう。

1.食べすぎると太る?

あんこには、炭水化物が多く含まれています。あんこの原料は豆ですが、黒あんの原料の小豆や白あんの原料のいんげんまめ豆には炭水化物が豊富です。炭水化物は人間の活動エネルギーになるので、食べすぎると身体に蓄えることになってしまいます

あんこをおはぎにしたり餅などと一緒に食べたりするときには、主食を減らすような工夫をして、炭水化物の取りすぎに注意しましょう。

とはいえ、洋菓子のケーキ屋クッキーに比べれば脂質が少ないこともあり、おやつにするなら洋菓子より和菓子がおすすめです。ダイエット中のご褒美の間食や朝食の主食の代わりにするなどして食べれば、むしろ健康的なのでぜひ取り入れてみてください。

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