システムとソフトウェアの違いは?システムソフトウェアって何?具体例や類義語もIT雑学ライターが詳しくわかりやすく解説
3.ファームウェア:機器を直接操作
ファームウェアとはコンピュータから家電までの機器を、直接動かすソフトウェアのことを指す言葉です。これらの機器の出荷時には組み込まれていることがほとんどで、ユーザーが書き換えることもあまり考えられないでしょう。
4.ミドルウェア:OSとアプリを繋ぐ
ミドルウェアとはOSとアプリを繋ぐソフトウェアを指す言葉です。さまざまなアプリからの指示どおりOSを動かす補助をするソフトウェアのことで、データベースやサーバーなどもこれに含まれます。
システムソフトウェアって何?
システムとソフトウェアの違いを確認しましたが、両者が合わさったシステムソフトウェアは何を示す言葉でしょうか。本項ではシステムソフトウェアという言葉の定義について触れていきましょう。
1.システムの管理や制御のためのソフトウェア
システムソフトウェアとは、コンピュータにおけるシステムの管理や制御のためのソフトウェアを指す言葉です。前項で紹介したOSだけではなく、その周辺にあるミドルウェアやファームウェアもこれに該当します。ただしシステムソフトウェアという言葉の指す範囲はかなりざっくりしているため、専門書などでは個別のソフトウェアの種類について言及することが一般的です。
2.家庭用ゲーム機本体のソフトウェア
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システムソフトウェアという言葉は家庭用ゲーム機のPlay Stationシリーズ、とりわけPS3以降の機器でも使われています。これはインターネット接続や文字の入出力をはじめとする基本的な機能を担うものでちょうどコンピュータやスマートフォンにおけるOSにあたる部分でしょう。
そのためシステムソフトウェアは、新バージョンがリリースされるのに応じて正規の方法でアップデートすることが推奨されています。
システムやソフトウェアに似た言葉は何がある?
ここまでシステムやソフトウェアについて詳しく解説してきましたが、これらに似た言葉は他にどのようなものがあるのでしょうか。本項ではよく使われる言葉を、システムやソフトウェアという言葉との関係性とともに説明していきましょう。
1.プログラム:コンピュータを動かす指示そのもの
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プログラムとは、コンピュータを動かす指示そのものを指す言葉です。例えばどの関数を使う、どのような条件が出るまで繰り返すなどといった記述が考えられるでしょう。ソフトウェアに含まれるもので、これを元にデータを参照したり数値を当てはめていったりするでしょう。
2.ハードウェア:コンピュータ及びその周辺機器
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ハードウェアとはコンピュータ及びその周辺機器を指す言葉のため、本体だけではなくマウスやキーボードなども含まれるでしょう。これはコンピュータのシステムの一部であり、ちょうどソフトウェアの対義語にあたります。
コンピュータシステムの中でソフトウェアは動作する
ここまでシステムとソフトウェアの違いについて見てきましたが、コンピュータにおいてはシステムの中にソフトウェアが含まれると考えるとわかりやすいでしょう。システムは特にパソコンを離れた広範囲にも使われる言葉であるので、文脈から意味を把握することが必要かもしれません。
またシステムソフトウェアというそれぞれの言葉を組み合わせた言葉もありますが、これはソフトウェアに含まれるものでした。パソコン周りには範囲がざっくりした言葉がまだまだたくさんあるので、他にも気になったものを調べてみてはいかがでしょうか。