おからってどんな食べ物?栄養や効能・話題の機能性成分についても元保育士がわかりやすく解説
ライター/榎木えふ
現在は我が子の育児を楽しむ元保育士。おからを使ったヘルシーなお菓子を作って満腹に食べてしまうタイプ。長らく食育に携わった経験を踏まえて食に関する知識をわかりやすく発信していく。
おからってどんな食べ物?
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名前だけではどのような食材かわかりづらいおから。まずは原材料や特徴を確認していきましょう。
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おからは大豆のしぼりかす
豆腐の原材料は大豆ですね。豆腐は煮た大豆をしぼって出る豆乳をもとにして作られるのですが、豆乳をしぼったあとに残る大豆の残りかすの方がおからと呼ばれます。おからと呼ばれる由来は、お茶を淹れた後に残った葉を茶殻(ちゃがら)というのと同じ残りかすを意味する「殻」に、丁寧に「お」をつけた女房詞だといわれますが、諸説あるようです。
おからときな粉の違いは?
きな粉は、大豆を炒ってから挽いて粉にした食品。大豆の独特の香りが抜けて香ばしく、大豆まるごとの成分が含まれています。材料が大豆である点は同じですが、おからはあくまで豆乳をしぼったあとの残りかすであるということがポイントですよ。
おからと卯の花の違いは?
おからのことを卯の花とも呼ぶことがあります。卯の花はウツギという木の花のことで、春に白い小さな花を一度にたくさん咲かせるのが特徴。その見た目がおからの白くてふわっとした見た目に例えられたのでしょう。おからを出汁やしょうゆなどで煮た料理を特に卯の花と呼ぶ向きもありますが、正確に決まっているわけではないようです。
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