その2「内省(ないせい)」:自分の考え・行動を深く省みる
「内省」は自分の考えや行動などを深く省みることを意味する言葉です。こちらもよく考えることを意味する言葉となっており、「胸に聞く」と似た意味をもった類義語となっています。こちらはただ考えるのではなく、反省するというニュアンスが強い言葉となっているため注意しましょう。
その3「胸に納める(むねにおさめる)」:口に出して言わず心の中にしまう
「胸に納める」は口に出して言わず、心の中にしまい込むことを意味する言葉です。こちらも心の中に関する言葉となっており、「胸に聞く」と一部似た意味をもった類義語となっています。こちらはよく考えるという意味はないため、違いに注意して覚えておきましょう。
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その4「胸に浮かぶ(むねにうかぶ)」:想像して心に描く
「胸に浮かぶ」は想像して心に描く、思い浮かべるという意味をもった言葉です。こちらも心の中に関する言葉となっており、「胸に聞く」と一部似た意味をもった類義語となっています。ほかにふと思いつくことを表す意味ももっているため、こちらの点について注意して覚えておきましょう。
その5「胸に持つ」:心の中にひそかに抱く
「胸に持つ」は心の中にひそかに抱くという意味をもった言葉です。こちらも心の中に関する言葉となっており、「胸に聞く」と一部似た意味をもった類義語となっています。よく考えるという意味はないため注意しましょう。周囲には隠し、ひそかに抱くというニュアンスに注目して覚えておきましょう。
「胸に聞く」の対義語は?
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つづいて「胸に聞く」の対義語についても確認していきましょう。「胸に聞く」には明確に対義語とされている語はありません。しかしその意味から連想してみると次の単語が思い浮かびます。
「無謀(むぼう)」:深い考えがない
「無謀」は深い考えのないこと、無計画であることを意味する言葉です。「胸に聞く」が心の中でよく考えるということを表していたのに対し、こちらはそうした考えがないことを表す言葉となっています。反対の意味を表す対義語として、こちらの言葉についてもあわせて覚えておきましょう。
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