メロンの追熟って何?美味しい保存方法は?おしゃれな切り方や加工方法も果物大好きパティシエが詳しくわかりやすく解説
メロンの保存方法
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「メロンの追熟方法」で解説した通り、固いメロンは冷蔵庫に入れず、常温で保存(追熟)します。
完熟メロンの食べるタイミングを伸ばしたい時や、メロンは1個が大きいので一度に食べきれない場合もありますね。そんな時はメロンを正しく保存して、少しでも長く美味しくいただきましょう。ここでは完熟したメロンの保存について詳しく解説していきます。
1.完熟メロンは冷蔵庫へ
しっかり熟したメロンは冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。丸ごと1個入るスペースがない場合は、半分に切ってもOK。カット済のメロンはワタと種が残っていると、そこから傷みやすくなるので、取り除いてからラップでピッタリとくるみ、冷蔵庫に入れましょう。ただし、冷蔵庫に入れるのは、しっかり追熟しきってから!メロンは完熟前に冷蔵庫に入れると、それ以上追熟しなくなってしまいます。
メロンの食べごろ期間は短いもの。冷蔵庫に入れても2~3日を目安に食べ切りましょう。出来るだけ長く保存したい場合は、完熟の一歩手前で冷蔵保存すると長く保存できますよ。
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2.冷凍して長く保存
冷凍する場合は、カットしたままの状態かピューレ状にしてからの2パターンがあります。どちらも1か月ほどを目安に保存しましょう。
カットしたままの状態で冷凍する場合は、使いやすい大きさに切ったメロンを、一度バットなどに広げて凍らせてから保存袋などに入れると便利です。メロンは完全に解凍すると水分が抜けてべちゃっとしてしまうため、半解凍で使ってください。半解凍でそのままフローズンメロンとして食べても美味しいですし、ミキサーに牛乳やバニラアイスと一緒にかけ、シェイクにして飲むのもおすすめです。
ピューレ状にした場合は、保存袋で凍らせる際、平らにしておくと収納に困りません。小分けの冷凍容器で凍らせれば、使いたい分だけ取り出せて便利ですね。こちらも半解凍でシェイクにしたり、完全に解凍してからムースやゼリーなどに加工することも可能です。
メロンは追熟してさらに美味しく!上手にカットして、目で舌で楽しもう!
「未熟なメロンは常温で追熟、完熟メロンは冷蔵庫」が美味しい保存の鉄則です!ほどよく冷やした完熟メロンは、半分に切ってスプーンで、おしゃれにカットしてデコレーションに、シャーベットやスムージーに加工して。その美味しさは変わらないまま、様々なバリエーションで活躍します。味わいも見た目も、メロンを楽しみ尽くしましょう!