その2「見慣れる」:何度も見てよく知っている
「見慣れる」は何度も見てよく知っているという意味をもった慣用句です。こちらも何度も見た光景の様子を表す言葉となっており、「目に染みる」と一部似た意味をもった類義語となっています。他に慣れ親しむ、親しく交わるという意味ももっている点に注意して覚えておきましょう。
その3「眼怠(めだるい)」:目が疲れた感じがする
「眼怠」は目が疲れた感じであるという意味をもった慣用句です。こちらも目の状態を表した言葉となっており、「目に染みる」と一部似た意味をもった類義語となっています。こちらは他に見ていて面倒くさいことを表す意味ももっているため、違いに注意して使い分けていきましょう。
その4「しょぼつく」:疲れや病気から目を力なく瞬きさせる
「しょぼつく」は疲れや病気などによって目をはっきり開けていられず、力なく瞬きさせることを意味する慣用句です。こちらも目の状態に関する言葉となっており、「目に染みる」と一部似た意味をもった類義語となっています。他にしょぼしょぼ雨が降るという意味ももっているため注意して覚えておきましょう。
その5「見飽きる」:何度も見て見る気がしなくなる
「見飽きる」は長く、また何度も見て、もう見る気がしなくなることを意味する慣用句です。こちらも何度も見た光景を表す言葉となっており、「目に染みる」と一部似た意味をもった類義語となっています。「見慣れる」とは、飽き飽きする感情を表現するという点に違いがあるため、注意しましょう。
「目に染みる」の対義語は?
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つづいて「目に染みる」の対義語についても確認していきましょう。「目に染みる」には明確に対義語とされている語はありません。しかしその意味から連想してみると次の単語が思い浮かびます。
「目新しい(めあたらしい)」:見たことがない新しさがある
「目新しい」は見たことがないような新しさがあることを意味する慣用句です。「目に染みる」には、見慣れて古臭く感じるという意味がありましたが、こちらはそれに対して、これまでに見たことがない新しさを感じることを意味する言葉となっています。対義語としてこちらも覚えておきましょう。
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